光文社文庫<br> カワハギの肝―食いもの談議

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光文社文庫
カワハギの肝―食いもの談議

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334704414
  • NDC分類 596.04

内容説明

「自分では何も作らず、作れず、ただ、何処何処の何々が美味い、などと言うのは本当の食通人ではない。」故郷の渥美半島で、市販の鶏卵に満足できず、自ら鶏を飼い、大根の辛味を求めて自ら栽培する。実践派食通人の著者が、現代人の食生活と贅沢願望を風刺しながら、本物の味を追求したおいしい本!

目次

食いもの談議(美食について;土屋文明先生の弟子)
野外食い歩きの記
食卓歳時記
カワハギの肝
幻のポメロ
春の魚
麦とろと湯豆腐

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本匠

6
杉浦明平は、随分前に「養蜂記」を読んだくらい。蜂を育てるのに、冬場は、花が咲かないことから、砂糖水を蜂に与えると言う話に驚いた記憶がある。 この本はタイトルからも分かるように「食」に関するエッセイ。圧巻は、「野外食い歩きの記」、著者が子供時代に近所の森や自宅の庭で採れた木ノ実や花、虫などについて書かれている。現在となっては、これらを口にすれば、腹痛に襲われるだろうか。豊かになったが故に、喪われてしまった、野生と記憶・・・2017/05/04

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