紙上法廷

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  • サイズ 46判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334110888
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

法曹を中心としたミステリー愛好サークルが、創立10周年記念の同人誌にリーガルミステリー短編を公募する。「なぜ、内縁を解消するのに入籍する必要があるのか?」「発作を起こした父親を放置した行為は、殺人罪に値するのか?」「死因によって相続人が変わる奇妙な遺言書――自殺か、事故か、殺人か?」「瀕死の被害者は、なぜ死に際に絨毯を気にする伝言を残したのか?」応募作四編を読んだ選考委員は難しい選択を迫られる……。


【目次】

内容説明

こんなリーガルミステリー読んだことない!連鎖する謎に導かれた先に待っていたものとは。法曹を中心とした趣味のミステリー愛好サークルが、創立十周年を記念した同人誌にリーガルミステリーの短編を公募する。・なぜ、内縁を解消するのに入籍する必要があるのか?・発作を起こした父親を放置した行為は、殺人罪に値するのか?・死因によって相続人が変わる奇妙な遺言書―自殺か、事故か、殺人か?・瀕死の被害者は、なぜ死に際に絨毯を気にする伝言を残したのか?タイプの違う魅力的な謎を備えた四編の応募作に、サークルメンバーからなる選考委員たちは難しい選択を迫られることになる…。

著者等紹介

衣刀信吾[イトウシンゴ]
1964年3月16日、東京都中野区生まれ。本名:伊藤信吾。早稲田大学法学部卒。弁護士(弁護士法人相模原法律事務所代表)。令和元年度、神奈川県弁護士会会長、令和6年度、日本弁護士連合会副会長を務める。2024年、『午前零時の評議室』で第28回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

75
二転三転と作者の掌の上で転がされること間違いなしのリーガルミステリ。法曹を中心としたミステリサークルが10周年記念にリーガルミステリの短編を募集する。4編の応募作品を選考する事になった4名の選考委員と出版社の2名。それぞれ作品を読み込み点数をつけていくのだが…。応募作品がそれぞれ違った切り口で面白く、中々読み応えあり。選考者各自の視点からの評論も楽しい。そして前作の印象から何か罠があるのだろうなとは思っていたが、予測を遥かに越えてくる仕掛けと驚きの伏線回収。詰め込みすぎ感が少し勿体ないが斬新で面白かった。2026/09/25

さっちゃん

54
法曹ミステリクラブの同人誌で外部から短編を公募し、応募作が集まった。「なぜ内縁解消のために入籍する必要があるのか」「発作を起こした父を放置するのは殺人罪か」「死因によって相続人が変わる奇妙な遺言書」「なぜ被害者は死に際に絨毯を気にする伝言を残したのか」という4編。それらにはある共通点が…。/応募作を読み進めるスタイルで自分も選考委員になった気分になれる。呑気に楽しんでいたら終章で明かされた秘密に驚いた。確認に何度も頁を戻ることに。自分の注意力の無さにはガッカリだけど、一冊で何度も楽しめるおいしい作品。2026/09/08

シャコタンブルー

47
初読み作家。経歴をみると現役の弁護士で要職も歴任しているが、執筆時間をどうひねり出したのか気になる。リーガルミステリーなので少し警戒したが、分かりやすい法律の説明と巧みな構成で最後まで飽きずに一気読み。四編の応募作もそれぞれ特徴があり面白かったが、その後の選考委員会からの予期せぬ展開に驚かされた。終盤での人間関係とそこに至った経緯の説明が、現実離れしていて少々まどろっこしい部分もあったがエンタメとして十分楽しめた。2026/10/07

fuku3

29
2026.9.6読了。衣刀信吾氏初読み。ミステリサークルの同人誌10年記念にリーガルミステリーの短篇を募集した。4つの短篇を読みながら選考会を進めるといったチョと変わった設定。弁護士作家だけあって4篇とも中々面白く読了。しかしその後が複雑怪奇な方向に⁉︎素人の作中作と設定で可笑しな文章などもあるよ!の前提!そこが伏線にはなっているのだが、いくらか読みにくい部分も。しかし、勿体無い突非な設定や無理な条件など⁉︎もっと普通にリーガルミステリ作品でいいのでは⁉︎実に惜しい作品である。チョとこねくり回し過ぎる‼︎2026/09/06

だるま

17
法曹を中心にしたミステリーサークルが、趣味で出している同人誌にリーガルミステリーの短編を公募したら、応募作が4編あった。6人の選考委員が全て読んで採点し、最高得点の短編を同人誌に掲載しようとする。4編共に一長一短があり、僅差で1作選ばれ、委員達が帰ろうとすると、主催者は「待った」を掛ける。前作もそうだが、色んな要素をブチ込むのが好きな著者だなあ。流石にロコツな部分には私でも途中で気付いて、終章で「やっぱり」と喜んだが、更に多くの仕掛けが、これでもかとあったのには驚いた。完全に負けだ。認めたく無いけど😅。2026/09/19

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