出版社内容情報
千葉県内で相次ぐ変死事件。被害者たちは全員四肢の先や内臓が溶解し、一部骨を露出して絶命していた。快楽犯か? 怨嗟からの拷問か? 刑事・橘沙良は、法医学者・一条希里夏の協力を得て捜査を進めるうち、伊豆諸島近海に浮かぶある島へと辿りつく。人間の身体を内側から崩壊させる“それ”の正体とは何なのか。静かに、しかし確実に、恐怖の連鎖は広がっていく――。究極のバイオホラーミステリー!
【目次】
内容説明
千葉県内で相次ぐ変死事件。被害者たちの四肢の先や内臓は溶解し、一部は骨を露出した状態で絶命していた。快楽犯か?怨嗟からの拷問か?刑事・橘沙良は、法医学者・一条希里夏の協力を得て捜査を進め、やがて伊豆諸島近海に浮かぶ禁忌の島へと辿りつく。人間の身体を内側から崩壊させる”それ”の正体とは何なのか。静かに、しかし確実に、恐怖の連鎖は広がっていく―。
著者等紹介
北里紗月[キタザトサツキ]
1977年、埼玉県生まれ、千葉県育ち。東邦大学大学院理学研究科生物学専攻修了。理学修士。日本卵子学会認定胚培養士、体外受精コーディネーターとして、第一線で生殖医療に携わる。『さようなら、お母さん』が、島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作に選出され、2017年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
46
連続変死事件の被害者は生きたまま四肢の先や内臓、脳が溶解していき、一部骨だけを露出して死亡。刑事の橘沙良と水谷勇吾のコンビは、法医学者・一条希里夏と共に捜査を進めると、ある離島へと辿りつく。人間の身体を内側から崩壊させる“それ”の正体とは何なのか…。/バイオホラーミステリ。異様な死体の発見からグッと引き込まれる。前作は蛇や鳥などと戦う派手な怖さだったが、今作は島の呪いや不穏な言い伝えなどジワジワとくる怖さ。終盤の希里夏の大活躍はちょっとチートな気がしたものの、テンポも良くドキハラな一冊で一気読みだった。2026/06/27
いちろく
17
腕や脚の先から白骨化していく妙な死体が連続して発見されたことに端を発するサスペンスホラー。解剖医と刑事2人のトリオが挑む捜査の流れを追う形で進む物語は、やがてある島の秘密へと向かう展開に。フィクションとはいえ超越的な現象に対して科学的な方向で物語が進んだ点は、読み手の一人として興味深い内容だった。一方で事件の規模の割に落としどころに無理があるでしょ? というモヤモヤが残ったのも本音。それでも読メの登録者数の少なさ等が意外に思えるほど悪くはない。年末のミステリやホラーのランク本で注目されたらいいのに……。2026/08/11
KDS
8
四肢や内臓、脳までもが溶解した状態で発見された男性の死体。被害者は何者かに拷問でもされたのか?それとも未知の感染症?事件はそれに留まらず、同様の状態の男性の遺体が続けて二体発見される。三人の被害者に共通して関わっていた人物が浮上。それはキャバクラで働く二十歳の美しき女性・立川雪乃。彼女は古い言い伝えの残る禁忌の島・白巫島の出身だった…。事件を捜査する刑事たちがその禁忌の島へ渡って見たものとは?「赫き女王」の著者が紡ぐ、グロ描写満載の戦慄バイオホラー。「溶ける」ってイヤだよな…。こんな死に方は勘弁願いたい。2026/07/11
うさみP
5
その女性の嘆きは、男だけを殺す呪いなのか?『蟲・母神』という言葉にエログロを想起させる。全身の肉が溶けて死んだ男たち。被害者に共通する女性も何者かに絞殺されてしまう。刑事が関わるとどうしても捜査パートが冗長に感じてしまう。もっと被害者サイドにスポットを当てて、グロホラーに寄せてもよかったのでは?書き方の問題なのか。素材はバイオホラーで面白かったけど、イマイチの人物だった。2026/08/10
ビーグル犬大吉
3
登場人物のキャラが面白かったので読み始めたが設定がありえないうえ、延々と荒唐無稽な話が続く。島民168人の島に普通はスーパーはないだろうし、四階建ての病院なんて必要ないから国の認可は降りない筈だ。学校も校庭が芝生で綺麗な建物だとか、挙句の果てに専門知識をひけらかされてもさっぱり理解できず、最後は雑な読み方になってしまった。著者はバイオの専門家らしいが、呪いと感染のコラボのようなこじ付けな結末は素人には理解しにくい。高度な専門知識があるのなら正統な科学的ミステリーか、ホラーか明確にした方が良いと思うけど。2026/08/12




