出版社内容情報
ロッキー山脈の麓の町ヘブン。雪山で日本人女性の死体が発見された。連続する邦人殺害事件の捜査のため、保安官のフランクとラリーは僻地にある〈レインバード日本人居留地〉に赴く。そこは難民たちが肩を寄せ合って暮らす過酷な土地だった。ヘブンで横行する有色人種への差別。狂騒が激化する中で保安官は正義を貫けるのか。そして国を失った日本人に生きる道はあるのか。ヘイトに満ちた現代に警鐘を鳴らす社会派サスペンス!
【目次】
内容説明
ロッキー山脈の麓に広がる小さな町ヘブン。雪の山中で日本人女性の死体が発見された。連続三件目となった邦人殺害事件の捜査のため、保安官のフランクとラリーは僻地にある〈レインバード日本人居留地〉に向かう。そこは難民たちが肩を寄せ合って暮らす過酷な土地だった。やがてヘブンで横行する有色人種への差別。続々と町に集う無法者たち。狂騒が激化する中で保安官は正義を貫けるのか。そして国を失った日本人に生きる道はあるのか。ヘイトと分断に満ちた現代社会に警鐘を鳴らす、壮大な社会派クライムサスペンス!
著者等紹介
樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年山口県生まれ。2008年に上梓した『約束の地』で第27回日本冒険小説協会大賞と第12回大藪春彦賞をダブル受賞。’13年、『ミッドナイト・ラン!』で第2回エキナカ書店大賞を受賞。南アルプス山麓に居を構え、執筆する日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
48
大地震による放射線汚染で日本からアメリカの日本人居留地に住む人々。若い日本人女性が殺される連続殺人事件。有色人種の一掃を目論む宗教。静かな筆致で描かれていく地獄の様な暮らしがあまりに辛い読書だった。ラストの西部劇を思わせる緊迫した銃撃戦はハラハラし通し。『人は決して一枚岩ではなく個性の集まり』との一文が心に深く刺さった。自分と違うものを排除しようとするのは人種だけの事ではない。みんな個性を持つ1人の人間と認める事でいじめや差別がなくなる。地震大国の日本。あり得る話だなと怖さもあった。2026/03/29
オーウェン
47
場所はロッキー山脈麓の町ヘブン。 雪山で日本人女性の死体が発見され、保安官のラリーは日本人居留地であるレインバードに向かう。 一応ラリーは日系という設定だが、舞台は完全にアメリカ。 これを日本人の作者が描いたというのが驚く。 普通に映画化できそうな中身だし、宗教団体や暴動なども現在の時世にピッタリ合っている。 日本人への差別も外国ならではなやり方であり、日本にいると実感しづらいが、実際こういうのはどこでもある。 2026/06/02
りらこ
27
設定が判明したとたんに気持ちが暗くなり。現代の日本に対しての強烈なパンチのある設定。日本に対して、いや世界にたいして警鐘を鳴らしているともいえるこの作品。 わたしたちが見ている世界が一歩進んだら、きっとこうなる。 世界が進むというと、良い方向に行くだろうとなんとなく思うだろうけれど、逆だ。 この作品は容赦ない。 社会派サスペンス。現実味がありすぎて、そして自分の生まれも育ちも日本であることに 安穏として指をくわえて今の世の中の変化を見てるだけでよいのか?と時々自問自答しながら 読み進めた。 2026/04/19
ヒデミン@もも
24
物語の設定は面白そうと読んだけど、面白くなかった。相性悪いみたい。2026/04/22
オオイ
3
ウ~ン ? 目指すことろが見えず 完全に今三つ。2026/04/27




