光文社新書<br> 軍民両用化する技術―「デュアルユース問題」とは何か?

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軍民両用化する技術―「デュアルユース問題」とは何か?

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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334109240
  • NDC分類 559
  • Cコード C0240

出版社内容情報

「デュアルユース技術」とは、軍事と民生の両方に利用できる技術である。ロケットは宇宙開発の夢を運ぶ一方、弾道ミサイルにもなりえる。バイオテクノロジーは病気の治療に貢献するが、生物兵器の脅威も孕む。本書では「デュアルユース技術」とそれがもたらす問題を扱う。軍事の関与の有無にかかわらず、急速に拡散する技術を列挙、恩恵と危害を併記した上で、「今後、世界で必要な取り組み・選択は何か」という難問を提示する。


【目次】

内容説明

「デュアルユース技術」とは、軍事と民生のいずれにも利用できる技術である。そして、その両用性を問題視するのが「デュアルユース問題」である。たとえば、ロケットは宇宙開発の夢を運ぶ一方で、弾道ミサイルにもなる。バイオテクノロジーは病気の治療に貢献する一方で、生物兵器の脅威もはらむ。ロボットは『ドラえもん』でも夢見た未来技術の象徴だが、AIを搭載したロボット兵器にもなりうる。本書は、この面倒な問題に否応なく巻き込まれた研究者が、議論の足場を築くために満を持して執筆。軍事の関与の有無にかかわらず、恩恵と危害をもたらす科学技術の具体例を列挙。そのうえで、このデュアルユース性を踏まえ、置かれた状況の複雑さと、明確な解決策がないことを明らかにし、その難問と苦悩を共有する。

目次

序章
第1章 宇宙技術
第2章 バイオテクノロジー
第3章 サイバー技術
第4章 AI
第5章 ロボット・ドローン
第6章 その他の技術
第7章 関連動向
終章 考察

著者等紹介

大庭弘継[オオバヒロツグ]
1975年生まれ、福岡県出身。立教大学大学院人工知能科学研究科・特任教授。専門は国際政治学、応用哲学・倫理学、知能情報学。京都大学経済学部中退。元海上自衛官(1等海尉)。博士(九州大学、比較社会文化)。南山大学社会倫理研究所講師、京都大学大学院文学研究科研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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minaokukita

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テクノロジーの歴史は、戦争の歴史と分かちがたく絡み合っている。テクノロジーは人間の生活を改善することに貢献してきたと同時に、人間を効率よく殺傷することにも使われてきた。金属、乗馬術、車輪、火薬、無線電信、飛行機、原子力、GPS、ドローンなどはそうした両義的な技術の代表的なものである。テクノロジーを進歩させることは、より強力な兵器システムを可能にすることに他ならない。また軍事への転用だけでなく、技術がテロや犯罪に利用されることもある。→2026/03/31

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