出版社内容情報
誰しも「長生きして眠るように死にたい」と願うものだ。「老衰」という言葉には、天寿をまっとうし、安らかに亡くなるイメージがある。だが、そもそも老衰とは何なのか。病気で亡くなるのとはどう違い、また、それは叶えられるのか――。本書では現役の医師が、老衰の実際、老衰を加速させないための具体的な医学的知識をわかりやすく解説。老いの旅路を幸せに歩むために必要な3つの力の大切さについて、事例を交えながら伝える。
【目次】
内容説明
誰しも「長生きして眠るように死にたい」と願うものだ。「老衰」という言葉には、天寿をまっとうし、安らかに亡くなるイメージがある。だが、そもそも老衰とは何なのか。病気で亡くなるのとはどう違い、また、それは叶えられるのか―。現役医師として、日々多くの高齢者の診療と看取りに立ち会う著者は、実際には几帳面で誠実、感謝の気持ちを忘れない人こそが健康長寿をまっとうしやすいと実感しているという。本書では、老衰の実際、老衰を加速させないための具体的な医学的知識を、わかりやすく解説。老いの旅路を幸せに歩むために、「丁寧に過ごす力」「誰かを頼る力」「上手に諦める力」という3つの力の大切さについて、事例を交えながら伝える。「医療に頼らなくてよい」「好きに生きればよい」などの耳当たりのよい言説がもてはやされる風潮に一石を投じる。
目次
第1章 「幸せな老衰」は一日にして成らず
第2章 医療の限界を知っておきましょう
第3章 几帳面は長寿の秘訣か―「老衰の夜明け」の時期を丁寧に過ごそう
第4章 老衰を加速させないために大切なこと
第5章 遠慮せず、勇気を持って誰かを頼る
最終章 実例から学ぶ、「3つの力」の使いどころ
著者等紹介
石川英昭[イシカワヒデアキ]
1973年、岐阜県生まれ。東海大学医学部卒業、名古屋大学大学院にて医学博士取得。腎臓専門医、透析専門医。現在、医療法人偕行会城西病院副院長、聖隷クリストファー大学臨床教授。勤務医として20年以上腎臓病診療に携わると同時に、老衰患者の「看取り医」としての職務を担っている。「幸せな老衰」の提唱者として、超高齢社会における医療との関わり方を世に問う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




