出版社内容情報
日本企業の仕組みは、なぜ変わりにくいのか――。本書ではその理由を「三位一体の地位規範信仰」にあると分析する。三位一体の地位規範とは、無限定性(正社員総合職という働き方に代表される)、標準労働者、マッチョイズムを意味する。日本企業の仕組みと日本的雇用の在り方を変えるには、何が必要なのか。組織行動論、越境学習、キャリア形成の研究者が示す、人口減少・労働力不足の時代に必要な「10の提言」。
【目次】
内容説明
日本企業の仕組みは、なぜ変わりにくいのか―。本書ではその理由を「三位一体の地位規範信仰」にあると分析する。三位一体の地位規範とは、無限定性(正社員総合職という働き方に代表される)、標準労働者、マッチョイズムを意味する。成果主義、ジョブ型、人的資本経営など、様々な変革のキーワードがメディアを賑わせてきたが、日本企業の仕組みと日本的雇用の本質は、大きくは変化していない。時代の変化が激しい中で、いま必要な考え方とは何か。組織行動論、越境学習、キャリア形成の研究者が示す、人口減少時代・労働力不足の時代に必要な「10の提言」。
目次
第1章 生産性三原則という神話の誕生
第2章 三位一体の地位規範信仰
第3章 三位一体の地位規範信仰はなぜ時代に合わないのか
第4章 三位一体の地位規範信仰成立の歴史
第5章 三位一体の地位規範信仰はなぜ変わりにくいのか
第6章 従来の処方箋の限界
第7章 変革の処方箋―無限定/限定中立社会へ
著者等紹介
石山恒貴[イシヤマノブタカ]
1964年新潟県生まれ。法政大学教授。博士(政策学)。NEC、GE、ライフサイエンス領域の会社を経て現職。人的資源管理、組織行動論、越境学習、キャリア形成等を研究。主な著書に『日本企業のタレントマネジメント』(中央経済社、第18回経営行動科学学会優秀研究賞)、『カゴメの人事改革』(共著、中央経済グループパブリッシング、HRアワード2023書籍部門最優秀賞)、『越境学習入門』(共著、日本能率協会マネジメントセンター、HRアワード2022書籍部門最優秀賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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