出版社内容情報
下り酒問屋『千石屋』の女将、麻は、並の男より頭ひとつ大きくて、めっぽうお酒に強く、情に厚い。一方、主人の鶴次郎といえば、下戸だが、頭が切れて町内でも頼りにされる存在だ。そんなふたりの元には、密航した子どもやなまりが抜けない役者まで、本日も様々な相談事が舞い込んでくる。巡る季節と人々の心の触れ合いを描くシリーズ第三弾!
【目次】
内容説明
下り酒問屋『千石屋』の女将、麻は、並みの男より頭ひとつ大きくて、めっぽうお酒に強く、情に厚い。一方、主人の鶴次郎といえば、下戸だが、頭が切れて町内でも頼りにされる存在だ。そんなふたりの元には、密航した子どものことやなまりが抜けない役者のことまで、様々な相談事が舞い込んでくる。巡る季節と人々の心の触れ合いを描くシリーズ第三弾!
著者等紹介
五十嵐佳子[イガラシケイコ]
山形県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
onasu
13
「ほろ酔いごよみ」3巻目も、幕末の不穏な中、下り酒問屋「千石屋」女将・麻と主人・鶴次郎の夫婦仲は睦まじいまま、舞い込んでくるあれこれを2人と取り巻きたちで納めていく。 初話では、密航騒ぎから始まって歌舞伎役者・市川紀之助とお近づきに、2話目では、川開きの宵に鶴次郎が芸者の春吉と鈴太郎の窮地を救い、3話目では、手代・政吉の「千石屋」との縁が綴られ、4話目では、皆で再度、春吉と鈴太郎の窮地を救うことに。 各話すんなり読んでいけるが、今巻も商売の話しは控えめで、もっと「ならでは」が欲しいところ。2025/09/05
ごへいもち
11
続きを是非読みたいという感じではないなあ2025/08/24
snowflake
0
「わかってる、そんなこと」2025/08/16