出版社内容情報
1作につき約3分間の極上読書をどうぞ。どれから読んでも面白い。『あざやかな結末』『心あたたまる物語』と大好評のショートショート・ベスト選集企画の第3弾は、忘れられない「不思議」が一杯! 現実と異世界との微妙な接点から紡がれていく物語が、それぞれに鮮やかな結末を迎えています。とりわけ過去と日常が、あるいは日常と未来がクロスする不思議なストーリーが展開されている作品は結末に驚かされることでしょう。
【目次】
内容説明
1作につき約3分間の極上読書をどうぞ―。どれから読んでも“不思議な味”を堪能できる。【本書「解説」より】現実と異世界との微妙な接点から紡がれていく物語が、それぞれに鮮やかな結末を迎えています。とりわけ過去と現在の日常が、あるいは現在の日常と未来がクロスする不思議なストーリーが展開されている作品はその結末に驚かされることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
一華
22
シリーズ第3作目。「奇妙な日常」いやいや…改めて、赤川作品の凄さを思い知らされた!冒頭から、最後の一行までも気の抜けない展開、ほんと感服です。10代の頃に出会い約半世紀…ずーっと追い続けたい作家さんのひとりです。2025/09/17
ひさか
21
1991年〜2017年ファンクラブ会報誌に掲載された25編に角川書店1985年11月刊スーパー・スヌーピー・ブック:眠り姫の目覚まし時計、徳間書店1983年10月刊赤川次郎ワンダーランド:締め切り、の2編を加えて2025年7月光文社文庫刊。3分間劇場シリーズ3作目。ホラー、SF、ファンタジーとオチが効果的でなかなか面白い。やや怖い方向オチが多いのもインパクトありました。さすが赤川さん。2025/09/30
ヤスヒロ
9
★★★☆☆赤川次郎14冊目。27作のショートショート集。物語の創造力はさすが。2025/10/01
RRR
7
奇妙でいて、それでどこかに地上の片隅にあるそんな話集。 自業自得だったり、多種多様で、赤川さんの才能が迸ります。タイトルに偽りなしで、どこか奇妙な話ばかり。非日常を味わうのはちょうど良いかな。2025/07/31
小梅さん。
7
日常の隣りにある奇妙な出来事。 皮肉だったり、自業自得だったり。 「二級天使」みたいな話は大好き。 「秘密の階段」もいい。 スペシャル収録の「眠り姫の目覚まし時計」は、主人公が元気でまっすぐで好き。 シリーズ3巻で完結は残念。2025/07/14




