出版社内容情報
1作につき約3分間の極上読書をどうぞ。どれから読んでも面白い。『あざやかな結末』『心あたたまる物語』と大好評のショートショート・ベスト選集企画の第3弾は、忘れられない「不思議」が一杯! 現実と異世界との微妙な接点から紡がれていく物語が、それぞれに鮮やかな結末を迎えています。とりわけ過去と日常が、あるいは日常と未来がクロスする不思議なストーリーが展開されている作品は結末に驚かされることでしょう。
【目次】
内容説明
1作につき約3分間の極上読書をどうぞ―。どれから読んでも“不思議な味”を堪能できる。【本書「解説」より】現実と異世界との微妙な接点から紡がれていく物語が、それぞれに鮮やかな結末を迎えています。とりわけ過去と現在の日常が、あるいは現在の日常と未来がクロスする不思議なストーリーが展開されている作品はその結末に驚かされることでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
7
日常の隣りにある奇妙な出来事。 皮肉だったり、自業自得だったり。 「二級天使」みたいな話は大好き。 「秘密の階段」もいい。 スペシャル収録の「眠り姫の目覚まし時計」は、主人公が元気でまっすぐで好き。 シリーズ3巻で完結は残念。2025/07/14
KDS
6
「謎(ミステリー)」3分間劇場の第三弾は「奇妙な日常」。日常の中に潜むちょっと不思議で不条理な世界を紡ぎ出す、極上のショートショート集。シリーズ三冊のなかでは最も楽しめそうなテーマであり、実際どの話も面白かった!皮肉な結末にスカッと(?)なる「不良品、交換します!」、巡る因果に翻弄される「小箱のなかみ」、ホラーなラストにゾクりとなる「指揮者に恋した乙女」「助手席の女」、人間味のある天使が微笑ましい「二級天使」、幽霊がらみの胸キュンラストが心地よい「幽霊の恩返し」「記憶をなくした花嫁」などがお気に入り。2025/07/13
あんこ
0
奇妙な日常を集めたショートショート。何十年ぶりかの赤川次郎だったが、大人になってもやっぱりおもしろい!ゾッとしたり、じんときたり、いろんな味を楽しめた。2025/07/11