出版社内容情報
1931年9月18日の柳条湖事件を機に満洲を侵略したのちに「満洲国」建国を宣言し、戦争拡大、日米開戦への道を決定づけたともいえる満洲事変。後世からは「軍部の暴走」と評されることが多いが、本当なのか? 歴史のターニングポイントであるこの事件を、関東軍高級参謀として石原莞爾とともに決行した板垣征四郎にスポットライトを当て、その人間像や思考、彼を中心とした人間関係から分析し、真実を浮かび上がらせる。
【目次】
内容説明
満洲事変とは何だったのか。軍事研究のプロフェッショナルが、石原莞爾と不可分な関係にある板垣征四郎に焦点を当て、事変の実相を明らかにする。
目次
第一部 板垣のこと(出生と幼少時代;情の人、板垣)
第二部 板垣の満蒙問題(満蒙問題の背景;日本を取り巻く情勢;解決方法の模索)
第三部 板垣の問題解決(条件の作為;決行)
第四部 板垣の評価(当時の評価;東京裁判における評価)
終章 武力を用いることのない平和
著者等紹介
関口高史[セキグチタカシ]
1965年東京都生まれ。軍事研究家。元防衛大学校戦略教官・准教授。防衛大学校人文社会学部国際関係学科、同総合安全保障研究科国際安全保障コース卒業。安全保障学修士。陸上自衛隊入隊後、第1空挺団、陸上幕僚監部調査部(情報運用)、研究本部総合研究部(特命研究・陸上防衛戦略)、防衛大学校防衛学教育学群戦略教育室での勤務を経て現職。予備1等陸佐。その他、民間シンクタンクの研究員、学会、大学・大学院などで研究成果を発表する傍ら、『NHKスペシャル』『新・映像の世紀』の番組制作協力(軍事考証及び時代考証)なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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