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出版社内容情報
野に咲く草花と友人になる。
古道具屋の店主・友野ののこは
亡き祖父が好きだった草花に
興味を持ちはじめたようで…。
タンポポ、ノボロギク、ナズナ、
ヘビイチゴ、ネコジャラシ…
身近な植物を知ることで
毎日があざやかになっていくーー。
みずみずしいタッチで紡がれる
〝半径1000歩〟の物語。
新鋭・紙島育による初単行本。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きまたよ
6
植物に興味を持った女性は本業古道具屋。「雑草という名の草は無い」は牧野富太郎の言葉ですが、庭にある草、道端のプランターにある花など、皆それぞれに名前があります。そんなお話。実は書店の店頭で表紙を見ての衝動買いでした。番号がついていないので、この1冊で完結なのかな?題材はいくらでもありそうだ。2025/07/12
s_s
4
心を和ませ、爽やかな余韻を残す1冊だった。初単行本とは思えないほどの完成度で大変満足。願わくはシリーズとして続いてほしかった。野草を通じて祖父の想いを知り、人と繋がり、そして日常が少しだけ特別なものになる。決して派手で煌びやかでないものの、誰にとっても身近な草花が伸び伸びと描かれており、親近感が湧いた。赤らむ頬や輝く瞳など、キャラについても手抜かりなく描写されていて、その愛らしさも高評価。コマの使い方や遠近の施し方も秀逸で、良い意味で印象的だった。野の花は語らない、だからこそ思い遣ることが出来ると信じて。2025/06/22
YS-56
3
春夏秋冬の友人たち。語らずとも良き雰囲気でございました。2025/06/23
bittersweet symphony
2
当のじいちゃんが死んでいるかいないかは違いますが、衿沢世衣子「ちずかマップ」を彷彿とさせる舞台設定ではありますね。ネタ的にはそれなりに続けられる題材なので、「ちずかマップ」(こちらは講談社から小学館に移籍してナンバー付きで再出発)同様事後でナンバー振られて連載継続となるような気もします。2025/07/21
ぷほは
2
特に感想はない。「語らず」だけに。2025/06/28
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