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出版社内容情報
野に咲く草花と友人になる。
古道具屋の店主・友野ののこは
亡き祖父が好きだった草花に
興味を持ちはじめたようで…。
タンポポ、ノボロギク、ナズナ、
ヘビイチゴ、ネコジャラシ…
身近な植物を知ることで
毎日があざやかになっていくーー。
みずみずしいタッチで紡がれる
〝半径1000歩〟の物語。
新鋭・紙島育による初単行本。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
40
昨日ひさしぶりに新刊書店に行き、漫画の新刊の棚で面白そうな作品を探している時に見つけました。古道具屋を営んでいる友野ののこが主人公の物語。彼女は亡くなった祖父の影響で、野草に興味を持っています。道端には多くの野草が生えており、草たちとの出会いのおかげで、ののこの毎日はワクワクしたものになります。繊細で生き生きとして、温かみのある絵が素晴らしいです。一コマ一コマじっくりと眺めながら、読みました。ロゼットという私の知らなかった植物の蘊蓄が語られる11話に、特に感動しました。2025/10/05
ぐっち
14
野草と古道具、日常の静かな物語。刺繍の話が好きです。 2025/11/04
きまたよ
7
植物に興味を持った女性は本業古道具屋。「雑草という名の草は無い」は牧野富太郎の言葉ですが、庭にある草、道端のプランターにある花など、皆それぞれに名前があります。そんなお話。実は書店の店頭で表紙を見ての衝動買いでした。番号がついていないので、この1冊で完結なのかな?題材はいくらでもありそうだ。2025/07/12
s_s
7
心を和ませ、爽やかな余韻を残す1冊だった。初単行本とは思えないほどの完成度で大変満足。願わくはシリーズとして続いてほしかった。野草を通じて祖父の想いを知り、人と繋がり、そして日常が少しだけ特別なものになる。決して派手で煌びやかでないものの、誰にとっても身近な草花が伸び伸びと描かれており、親近感が湧いた。赤らむ頬や輝く瞳など、キャラについても手抜かりなく描写されていて、その愛らしさも高評価。コマの使い方や遠近の施し方も秀逸で、良い意味で印象的だった。野の花は語らない、だからこそ思い遣ることが出来ると信じて。2025/06/22
書の旅人
3
今“図書庵”の棚には、雑草の花図鑑を並べているので、次の棚いじりで追加することにしました。私が一番好きな花は《オオイヌノフグリ》。配送の仕事をしていた時、時期になると、いつも通る道沿いにある空き地に群生するのです。ストレスで荒む心を癒やしてくれました。でも、しばらくすると毎回、乗用草刈機で丸刈りに…。嗚呼無情。2025/09/20
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