出版社内容情報
高校時代からの友人4人組。卒業後、10年経った今もつるんでバカをする仲間だが、彼らが秘密裡にハマっているのが〈リゼル13〉という未知のドラッグだった。その後、販売にも手を出してしまう4人。国分町を牛耳るヤクザに目をつけられた彼らは、次第にアウトローの世界に引きずり込まれていく。非情なヤクザと非情になれない素人たち、その対立は予想もしない展開に……。〈リゼル13〉に翻弄される男たちの末路を描く仙台ノワール。
【目次】
内容説明
高校時代からの付き合いで、卒業後十年経った今もつるんで馬鹿をする四人の男たち。彼らが密かにハマっているのが〈リゼル13〉という未知のドラッグによるトリップ体験だった。いつしか、販売に手を出した四人は、仙台・国分町を牛耳るヤクザに目をつけられ、次第にアウトローの世界に引きずり込まれていく。非情なヤクザと非情になれない素人たち、その対立は予想もしない展開の序章だった。日本ミステリー文学大賞新人賞受賞後第一作。
著者等紹介
柴田祐紀[シバタユウキ]
1974年、秋田県生まれ。2023年、『60%』で第26回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TI
7
リゼル13という新ドラックを使うだけでなく売り出した挙げく地元暴力団と揉める話。展開がスピーディーで面白い。2025/07/22
三田郎
2
非常に散漫 その散漫さが味になれば良いのだろうが、2025/07/28
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2025年6月初版。デビュー二作目。デビュー作『60%』オイラの読メコメントは「雑でスカスカ、次作に期待」でありましたが、進化してました。ラスト近くのプロレス勝負はチョット?でした。三作目が楽しみです。2025/08/02
ゆーさん
1
久しぶりに血の臭いが濃い小説。非情と人情が背中合わせの小説。2025/07/26
オオイ
0
仙台市での新しい覚醒剤を巡る中学時代からの4人の男とヤクザでのトラブル、テンポ良く読めるが好き嫌いがある本。2025/08/03