出版社内容情報
【長編一挙掲載2連発】阿津川辰海「最後のあいさつ」、呉勝浩「アトミック・ブレイバー」 【スペシャル鼎談】綾辻行人、有栖川有栖、法月綸太郎「21世紀の本格ミステリ」 【特別エッセイ】総勢48人「ジャーロ」と私 【カッパ・ツー座談会】石持浅海、東川篤哉、阿津川辰海 【インタビュー】道尾秀介、門井慶喜、澤村伊智 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえり
12
『ジャーロ』No.100 特別編集号。 阿津川辰海の長編「最後のあいさつ」は残念ながら私には退屈で、何度中断しようとしたかわからない。栞を挟み直し、あとどのくらい、あと何ページ、とそんなことばかり考えて。じゃあ別に読まなくてもいいやん、とも思うけど。そもそも綾辻行人と有栖川有栖、法月綸太郎の新本格スペシャル鼎談が目当てで買ったんだから、面白くない小説は飛ばしてもよかったんだけどね、そこは貧乏根性炸裂して、お値段分意地でも読むぞ、と。総勢48人が寄稿した特別エッセイ「『ジャーロ』と私」は良かったです。2025/07/14
ジャム
7
ジャーロ100号を記念して久々に紙で復活!綾辻行人、有須川有栖、法月綸太郎のレジェンドによるこの25年のミステリーを振り返る対談が良かった。そして、100号記念の書き下ろし長編の一つである阿津川辰海「最後のあいさつ」は人気ドラマ相◯の杉◯右京を思わせるような国民的刑事ドラマの主役で名を馳せた俳優がドラマの最終回直前にあろうことか妻殺人容疑で逮捕。その後無罪放免となるがそれから30年後再び事件が動き出すという面白い設定で一気に読ませる。問題作ですが叶うことならドラマ化して欲しい笑配役はもちろん....笑2025/06/12
crow
3
★★★ 阿津川辰海『最後のあいさつ』2025/07/01