出版社内容情報
260年続いた江戸時代から連綿と続く職人の世界。江戸は「職人の時代」といってもいいほどだった。小紋の意匠にこだわる魚油問屋の主、物知りな鏡磨ぎ、針よりも剣が得意な縫箔屋の娘、禁断の鼈甲細工師、命懸けで藩士のために作る鞘師、熱き魂のからくり人形師、心優しい錦絵の摺師……。乙川優三郎、野口卓、あさのあつこ、梶よう子、五味康祐、南原幹雄など名作家が〝江戸の仕事師〟の生き様を見事に描いた傑作七編を収録。
内容説明
二六〇年続いた江戸時代から受け継がれる職人の技。江戸はまさに「職人の時代」といってもいいほどだった。小紋の意匠にこだわる魚油問屋の主、物知りな鏡磨ぎ、針よりも剣が得意な縫箔屋の娘、熱き魂のからくり人形師、禁断の鼈甲細工師、命懸けで藩士のために作る鞘師、心優しい錦絵の摺師…。まさに“江戸の仕事師”の生き様を見事に描いた傑作七編を収録。
著者等紹介
菊池仁[キクチメグミ]
1944年、神奈川県生まれ。文芸評論家。歴史・時代小説の評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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