出版社内容情報
「ホテルの客で唯一、自分を殺そうとしていないのは?」「一人暮らしの老婦人を始末しようとしているのは?」「伝説の殺し屋のターゲットは?」「雪の山荘が爆破される緊急事態に生き残ったのは?」「画廊に現れた《怪盗万華鏡》の正体は?」……。新本格ミステリの名手が贈る、トリックとロジックとサプライズに満ちあふれたフーダニット7編。(解説・若林踏)
内容説明
「ホテルの客で唯一、自分を殺そうとしていないのは?」「一人暮らしの老婦人を始末しようとしているのは?」「伝説の殺し屋のターゲットは?」「“雪の山荘”が爆破される緊急事態に生き残ったのは?」「画廊に現れた《怪盗万華鏡》の正体は?」…。新本格ミステリの名手が贈る、トリックとロジックとサプライズに満ちあふれたフーダニット七編。
著者等紹介
芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。’86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。’90年『殺人喜劇の13人』(現在、創元推理文庫)で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2022年『大鞠家殺人事件』(東京創元社)で第75回日本推理作家協会賞・長編および連作短編集部門、ならびに第22回本格ミステリ大賞・小説部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のりさん
1
一言にフーダニットと言ってもこれほどバラエティに富んだ短編を楽しめるとは。筆者の創造力に脱帽です。ちょっとトリックや設定が雑な感じだったけど。2025/06/07
GuRu
1
短編であるから、全部違う色々なパターンの『誰が…。』があって楽しく読めた♪ 全編とおして事件とか殺人犯を推理するミステリではなく、“誰が狙われているか…”・“誰がやらないのか…”とか被害者や探偵を探すいつもとは逆の話ばかりで新鮮でおもしろい。 フーダニットっていう言葉もはじめて知りました。2025/01/07
てん
0
視点が面白い。短編なので読みやすく「○○は誰だ?」という雰囲気が楽しかった。2025/04/19
椰
0
気楽に読めるミステリーです2025/02/10