光文社新書<br> 海の変な生き物が教えてくれたこと

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光文社新書
海の変な生き物が教えてくれたこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334105112
  • NDC分類 481.72
  • Cコード C0245

出版社内容情報

サメやイルカ、ペンギンには迫力や愛らしさがあるが、地味、不格好、厄介者とされる海の生き物には、滋味深い魅力がある。日陰の路地裏に息づくものたちの虜になった著者が、長年の水中観察を通じて、しみじみと不思議さ・面白さを感じさせる生き物を厳選。民俗学的・博物学的な視点も交えながら、豊富な写真と文章で紹介。ゴマモンガラ、オコゼ、コバンザメ、カイロウドウケツ、ガンガゼ、カイメン…などなど。オールカラー版。

内容説明

外見なんて気にするな。内面さえも気にするな。水中観察30年の集大成。海と島の達人が選び抜いた愛すべき10種。

目次

第1章 モテなくても構わない(我が物顔で生きる ゴマモンガラ;嘲笑されても動じない オコゼ)
第2章 仲睦まじい悦びと悲しみ(閉じられた空間の夢と現実 カイロウドウケツ;穴を追い求める生き方 カクレウオ)
第3章 「会社員」として生きるには(肩の力を抜いて生きる コバンザメ;まじめに、賢明に生きる ホンソメワケベラ)
第4章 偏見をはね除ける(長くて美しい、厄介な棘 ガンガゼ;花のような肛門のような イシワケイソギンチャク)
第5章 スカスカの愛おしさ(逃げも隠れもしない カイメン;裏側は不思議な姿 カブトガニ)

著者等紹介

清水浩史[シミズヒロシ]
1971年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、同大学院新領域創成科学研究科博士課程中退。テレビ局・広告代理店・出版社勤務などを経て、書籍編集者・ライターとして独立。大学在学中は早大水中クラブに所属し、NAUIダイビングインストラクター免許取得。以降も国内外の海や島への旅をつづけ、水中観察は30年来のライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

48
タイトルが気になり一読。途中から思ったこと。「変な生き物」の「変な」って、実際、どういうことなんだろう?生き物(動植物)は、それぞれが、今の形で生存している。それは、そこに至る進化の歴史があってこそで、何らかの意味があって思う。変な・・と思う思わないも、100人100様だろうな。まあ、その割合はいろいろだろう。いくつかは既知の名前もあったが、その生態までは知らないので面白く読んだ。へえ~・・・が、結構あった。2025/04/06

ホークス

38
2024年刊。気になる変な生き物の話。テーマは生態、食べ方、祭祀、漁業などごった煮で肩がこらない。著者の海での体験が下じきになっている。表紙のゴマモンガラが海や水槽で見せる粗暴さは人間くさい。強力な前歯に自信があるらしく、威嚇の様子は魚と思えない。オコゼを山の神(女神)として祀る伝統行事は全くの手作りで、古代を感じさせる。コバンザメを著者が幼少期に飼育したエピソードが生々しくて強烈。そこからコバンザメの漁(鵜飼的な)や信仰へと話が広がる。有明海で僅かに続くイソギンチャク漁、鹿児島のガンガゼ漁の話も面白い2025/01/21

たまきら

36
表紙を見て噴き出してしまい、その後タイトルを見て(失礼だなあ)と思いつつも自分も噴き出してしまったので同罪かしら。フグの仲間ってどうしてこう歯並びと言いどこか人間を思わせるんでしょうねえ。個性があってとても魅力的です。生態の話を楽しく読んでいると、次にはお守りにされるなど人間の文化と関わるお話になっていたり…と、雑学大好きな自分には肩ひじ張らずに楽しめる内容でした。海の中で日々の暮らしを送るなじみのお魚に会うのって、面白いんだろうな。泳げない自分、少しだけ憧れます。2025/03/15

Jam

4
海の変な生き物…さほど華やかさも無く、可愛らしいかと言われるとそうでもない、そんな海洋生物の習性や生き方を観察していると、そこから学ぶことも多いのでは…人間界隈は小さな潮溜まりのようなものなのかも…登場する生き物に興味が湧きました。ナマコ…飼育してみたい…肛門をじっくり観察したい…🤭2025/01/25

たけぼう

1
鹿児島の夫に聞いたところ、ガンガゼなんか食べないよ。とのこと。鹿児島市内でウニ丼がガンガゼだったんだってと伝えたら、考えられない!といってました。2025/04/27

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