その殺人、本格ミステリにさせません。

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その殺人、本格ミステリにさせません。

  • 片岡 翔【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334104528
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

探偵の音更風゛(おとふけぶう)は、カルト的人気監督・鳳?子から映画の監修を依頼された。風゛にとっても因縁のある本格ミステリ小説の映画化だ。?子が起こした事件の顛末や、証言、原作のストーリーから、風゛は?子が殺人を企てているのではという疑念を捨てきれない。死体発見後に推理する「本格ミステリ」の探偵ではなく、事件前に止められる名探偵になりたいと考える風゛だったが、無情にも殺人計画は動き出していた――

内容説明

探偵の音更風゛(おとふけぶう)は、カルト的人気監督・鳳〓子(おおとりさいこ)から新作映画の監修を依頼された。風゛にとっても因縁のある名作本格ミステリ小説の映画化だ。〓子が起こした過去の事件の顛末や、関係者の証言、原作のストーリーから、風゛は〓子が殺人を企てているのではという疑念を捨てきれない。死体が発見されてから推理を始める「本格ミステリ」の探偵ではなく、事件発生前に止められる名探偵になりたいと考える風゛だったが、無情にも殺人計画は動き出していた―。連絡不通の孤島。奇怪な館で次々と起こる殺人。巻き込まれた名探偵。これはまさしく、「本格ミステリ」!

著者等紹介

片岡翔[カタオカショウ]
1982年、北海道生まれ。映画監督、脚本家、小説家。2010年、短編映画『くらげくん』(監督・脚本)が全国各地の映画祭で7つのグランプリを含む14冠を達成。’14年、初の長編映画『1/11 じゅういちぶんのいち』(監督・脚本)で商業映画デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

108
音更風゛の続編の一冊。今作は探偵業を営む風゛が新作映画の監修を依頼されたことから始まるストーリー。風゛のキャラにも慣れたので手こずらないかと思いきや、館の構造に手こずった。諸々のイメージが掴みづらい中、容赦なく殺人事件が連発。誰が?を知りたい心を嵐のように掻き立てながら、風゛の、計画を阻止する探偵ぶりを待ち侘びる時間は悔しさと手強さがいっぱい。まさかのあの子まで…ショック。前作よりよく練られた巧妙なトリックで本格度が高かった。かなり残酷な事件の真相に風゛が心配だったけれど最後、豺との掛け合いで一安心かな。2025/04/16

aquamarine

68
音更風゛のシリーズ2作目。人気監督・鳳灾子から新作映画の監修を依頼され、ロケ地である館へ出演俳優やスタッフと共に乗り込んだ風゛。当然のように館はクローズドサークルと化し、不可解な殺人事件が連続して起こる。監督に疑念を抱いていた風゛は万全の対策をして挑んだつもりだったが…。奇妙な館の設定は何か起こるたびに見取り図に戻らなければいけないほど混乱しやすいが、これほど館の設定をフルに使った本格は久しぶりに読んだ。帯通り派手で過激で残酷だが本格好きにはたまらない。鳳亜我叉の作品はまだまだあるので更なる続編も楽しみ。2024/12/06

雪紫

63
「続編は、より派手にさらに過激に、いっそう残酷でなくてはならない(作中の監督より)」。「続編は早い(名探偵津田第2話のバカリズムより)」。大蛇館の殺人ーーいや、百々目館の殺人。あの鳳亜我叉のミステリが映画化決定。だが、作者の妹である監督は懸念通りに舞台の館で惨劇を・・・。対策を上回る犯人。作者の本業を考えるとコストやコンプラとかで無理そうなことをこちらで発散させてるだろと言いたくなるくらい、派手で残酷で、衝撃的に探偵の苦悩込みで畳み掛ける。前作ネタバレあるゆえに前作好きにはおすすめしたい花丸続編。2024/11/27

アーちゃん

52
2024年発行、書下ろし。驚いたのは前作同様に鳳家の人物が登場している事。そして今回も館ものでクローズドサークルとなっている”本格”ミステリ。今回は”目”を横にした、覗き穴のような窓が地下1階から2階までびっしりあり、地下3階は奈落という特殊な館に何度も見取り図を見返しつつ読了。今回は映画監修という内容が軸になっているからか、映画ネタに絡んだ名前(”灾子”や”芽舞”は一発で分かった:笑)あり、ぶうと真珠でまさかの「豚に真珠」となるのか。ラスト1行が気になる。2025/03/26

さっちゃん

51
『その殺人、本格ミステリに仕立てます』続編。探偵になった音更風゛は人気監督・鳳灾子から新作映画の監修を依頼される。孤島に建てられた百々目館で撮影が始まるが…。/前作から順番に読むのがオススメ。スケールも派手さも殺害方法の残酷さも前作を超えてきた。館の構造に慣れるまで頻繁に見取り図の確認が必要で、これは是非とも映像で見たい。「本格ミステリにさせません」って言いながらめちゃくちゃ本格ミステリな謎解きパートにニヤリ。十作もある鳳亜我叉の館シリーズ。これらの作品をなぞらえた事件シリーズになると嬉しいな。2024/12/04

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