出版社内容情報
人のことばを理解し、読み書きを習得した雄ネコのムルが綴る自伝と、架空の音楽家クライスラーの伝記が交差する傑作長編。上巻はムルの生い立ちから、友だちのプードル犬ポントとの友情、美猫との恋話など青春時代まで。愛猫家必読! 豊富な訳注と抜群に読みやすい訳文で、奇才ホフマンが放つ、世界に冠たるネコ文学の世界を堪能する。
内容説明
人のことばを理解し、読み書きを習得した雄ネコのムルが綴る自伝と、架空の音楽家クライスラーの伝記が交差する傑作長編。上巻はムルの生い立ちから、友だちのプードル犬ポントとの友情、美猫との恋話など青年時代まで。愛猫家必読!ネコ愛あふれる訳者による抜群に読みやすい新訳。
目次
第1章 五感でとらえた生 青春時代
第2章 青年の人生経験 われもまたアルカディアに
著者等紹介
ホフマン,エルンスト・テオドール・アマデウス[ホフマン,エルンストテオドールアマデウス] [Hoffmann,Ernst Theodor Amadeus]
1776‐1822。ドイツの作家。ケーニヒスベルク生まれ。2歳のときに母の実家に引き取られる。ケーニヒスベルク大学法科に入学後、もっぱら作曲や楽器演奏、絵画に励む。卒業後、司法官試補を経て陪席判事に任じられる。1804年、南プロイセン政庁参事官としてワルシャワ入りし、2年後、ナポレオン軍のワルシャワ侵攻のために失職。劇場音楽監督の職を求めてバンベルク劇場と契約。支配人補佐の地位を得た後、作曲家、演出家として活躍する。1814年『カロ風幻想作品集』を出版。旺盛な作家活動を展開し、一躍、流行作家となる。その後、ベルリン大審院判事に復職した。46歳で、脊椎カリエスのため死去
鈴木芳子[スズキヨシコ]
1987年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。翻訳家・ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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