出版社内容情報
東京地検刑事部の検事・最上僚は、相棒の検察事務官・菅沼直昭から相談を受けた。叔父が、民間職業訓練所の所長の頭をゴルフクラブで殴ってけがをさせてしまったという。その叔父は逮捕され、その後、警察の留置場で自殺してしまうが。最上は、菅沼の叔父が通っていたという怪しい民間職業訓練所を調べ始めるのだが……。表の顔は検察官、裏の顔は三代目組長の最上が、裁かれぬ悪に立ち向かうシリーズ最終巻!
内容説明
東京地検刑事部の検事・最上僚は、相棒で検察事務官の菅沼直昭から相談を受ける。再就職のため訓練所に通っていた叔父がその所長を暴行し逮捕されたという。リストラ退職者を狙う闇を調べていた最上に現職の大臣が殺害されたと報せが入る。そして、次第にちらつき始めたロシアン・マフィアの影―。陰の組長で検察官という猟犬検事シリーズ、スカッとする最終巻!
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆して人気を博す。’85年『街に棲む野獣』以降、ハードサスペンスに取り組む。全著作合計が2300万部を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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