出版社内容情報
公事宿『巴屋』出入物吟味人の日暮左近は、主の彦兵衛から、彦兵衛の知り合いで牛込水道町にある幸徳寺の住職・善照からの依頼を頼まれる。聞けば、幸徳寺の境内や墓地に夜な夜な鬼火が現れ、妙な物音がするという。引き受けて調べを始めた左近の前に現れた、物の怪の正体はいったい何なのか。そして、その恐るべき目的とは……。大人気シリーズ「日暮左近事件帖」、とてつもない大迫力の剣戟のあとで涙が一筋こぼれる十九弾!
内容説明
公事宿『巴屋』の出入物吟味人・日暮左近は主の彦兵衛から、知り合いの幸徳寺に物の怪が出没するので調べるよう頼まれた。動き始めた左近の前に現れた怪しい男たちの姿。なおも調べていくと、どうやら男たちは寺にある何かを狙っているとわかる。不審な男たちの狙い、そして、男たちの「正体」とは。これ以上ない迫力の剣戟溢れる、読後爽快なシリーズ第十九弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年北海道生まれ。テレビドラマの脚本家、監督として活躍後、時代小説家としてデビューし、一躍人気作家となる。その巧みなストーリーには定評があり、多くの読者を魅了している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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