出版社内容情報
フランスは、ワインや洗練された料理で知られる美食の国、高級ブランドに代表されるファッションの国、52の世界遺産をもつ歴史の国として知られ、世界屈指の観光大国でもある。特に首都のパリはヴェルサイユ宮殿やエッフェル塔などで人気だが、フランスの魅力は豊かな個性をもつそれぞれの街にある。本書では、人、芸術、歴史、世界遺産の観点から厳選した26の街を訪ね歩き、フランスの重層性と多面性をこれまでにない視点で綴る。
内容説明
西ヨーロッパに位置し、大西洋と地中海に挟まれているフランス。フランスといえば、ワインや洗練された料理で知られる美食の国、高級ブランドに代表されるファッションの国、52の世界遺産をもつ歴史の国として知られ、世界屈指の観光大国でもある。特に首都のパリはルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿、エッフェル塔などで人気だが、フランスの魅力は豊かな個性をもつそれぞれの街にある。本書では、美術史家が、人、芸術、歴史、世界遺産の観点から厳選した26の街を訪ね歩き、この国がもつ重層性と多面性を、これまでにない視点で綴る。
目次
王の料理人―Chantilly(シャンティイ)
1 人の物語(レオナルド最期の日々―Amboise(アンボワーズ)
奇跡の泉―Lourdes(ルルド) ほか)
2 芸術の物語(悩める画家のふたつの連作―Giverny & Rouen(ジヴェルニーとルーアン)
洞窟壁画と黒い聖母―Lascaux & Rocamadour(ラスコーとロカマドゥール) ほか)
3 歴史の断片(黒い死に覆われた街―Marseille(マルセイユ)
いまだ謎の巨石群―Carnac(カルナック)
青色の世紀―Toulouse(トゥールーズ) ほか)
4 世界遺産を歩く(天使が舞い降りた岩山―Mont Saint Michel(モン・サン・ミシェル)
聖域の回廊―Moissac(モワサック) ほか)
大きなものと小さなもの―Chartres(シャルトル)
著者等紹介
池上英洋[イケガミヒデヒロ]
美術史家。東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業・同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(第4回フォスコ・マライーニ賞)(筑摩書房)など。日本文藝家協会会員、美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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