光文社文庫<br> 夜の挽歌―鮎川哲也短編クロニクル1969~1976

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光文社文庫
夜の挽歌―鮎川哲也短編クロニクル1969~1976

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334103453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『黒いトランク』や『りら荘事件』等の名作長編を遺した推理界の巨匠には「三番館」シリーズをはじめとした本格短編も数多い。本書は光文社文庫未収録のレアな作品を年代順にコレクション。テレビ局の敏腕プロデューサーをめぐる女優同士の恋のトラブルが悲劇を呼ぶ倒叙物の表題作のほか、アリバイ崩しや密室物などヴァラエティにとんだ十五編を収めた傑作集!

内容説明

『黒いトランク』や『りら荘事件』等の名作長編を遺した推理界の巨匠には「三番館」シリーズをはじめとした本格短編も数多い。本書は光文社文庫未収録のレアな作品を年代順にコレクション。テレビ局の敏腕プロデューサーをめぐる女優同士の恋のトラブルが悲劇を呼ぶ倒叙物の表題作のほか、アリバイ崩しや密室物などヴァラエティにとんだ十五編を収めた傑作集!

著者等紹介

鮎川哲也[アユカワテツヤ]
1919年東京生まれ。南満洲鉄道勤務の父に伴い少年時代を大連で過ごす。’43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。’49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。’56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。’60年に、『憎悪の化石』と『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。’90年に発足した東京創元社主催の鮎川哲也賞、’93年から始まった光文社文庫の『本格推理』にて多くの新人を世に送り出した。2002年9月24日死去。ミステリー界に遺した功績をたたえ、翌年日本ミステリー文学大賞特別賞が贈られた。都立小平霊園に眠る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

88
鮎川さんのどのシリーズにも属さない短篇が15収められています。今の時代からすると、感覚的に古いと感じるかもしれませんが、その時代の特徴をよくとらえられているという気がします。音楽関連の作品も結構あったのですね。表題作や「皮肉な運命」などは、作家の好みが現われている気がしました。ただ全体的には、ここにある短篇よりも長編の方がミステリー好みとしてはいいものが多いと思いました。2024/09/01

geshi

24
昭和の時代を感じる推理短編集。没後20年経った作家の文庫未収録作品に面白いの残ってるわけないのが世の常識。『西南西に進路をとれ』トリックの肝は割れやすいが最後の証拠隠滅の刺し筋は現実味あって良かった。『ポルノ作家殺人事件』犯人のアリバイを強固にするものが逆に犯人を追い詰める証拠となる、古畑のアレを思い起こした。『地階ボイラー室』現代では通じないものの人間消失の謎が先入観を取り払うことで解かれる鮮やかさは感じる。『尾のないねずみ』偶然の失敗は納得しかねるが鼠を犯人の姿と重ねるオチは好み。2024/06/25

だるま

11
鮎川氏の短編で、光文社文庫未収録の作品を年代別に纏めたクロニクル。全3巻で、この巻は一番最近の作品集。といっても1969〜1976年の物なので、そこそこ古い😅。おまけに今までの光文社文庫から外れた作品なのだから、全体的な出来は推して知るべし。ファン以外は高評価しないだろうなあ。『ポルノ作家殺人事件』なんて、推理クイズの域としか思えない。やはり氏の傑作短編は、創元推理文庫の2冊『五つの時計』と『下り“はつかり”』が代表だろう。でもまあ、本作も倒叙物を中心にアリバイ崩しや犯人当てもあり、読む価値は有りです。2025/04/20

西

4
自分はときおり鮎川哲也文体を読まないといけない脳になっていると思う2024/11/17

Tatsuo Ohtaka

3
「短編クロニクル1969〜1976」とあるように、ノンシリーズ短編15編をまとめた1冊。倒叙推理ものが多いが、オチの作り方がさすがの手際。収録作のうち、表題作と「皮肉な運命」では著者が好きだったクラシック音楽のネタが仕込まれていて、ちょっとうれしかった。2024/07/24

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