光文社新書<br> 世界の富裕層は旅に何を求めているか―「体験」が拓くラグジュアリー観光

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光文社新書
世界の富裕層は旅に何を求めているか―「体験」が拓くラグジュアリー観光

  • 山口 由美【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334102944
  • NDC分類 689
  • Cコード C0226

出版社内容情報

オーバーツーリズムの観点や、地域への還元、環境への配慮などの面からも注目を集めつつある「ラグジュアリートラベル」。日本政府観光局の調査によると、旅行者数は全体の1%程度にも関わらず、消費額では全体の13%以上を富裕層が費やしており、いかに富裕層を取り込む「ラグジュアリートラベル」を充実させられるかは、日本の観光にとってより重要になりつつある。彼らが求める「体験」を自ら足を運んだ第一人者が解き明かす。

内容説明

ラグジュアリーツーリズム自体は、成長の見込める観光業として世界的に注目が高まっている。(中略)富裕層旅行の定義については、明確な線引きはないのだが、JNTO(日本政府観光局)では1人あたり1回に消費する旅行金額が100万円以上としている。市場規模としては、富裕層旅行者の多い国として、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリアの数字から試算している。これらの国々で海外旅行をしている人は年間に3億4100万人。そのうち100万円以上を消費する富裕層旅行者は約1%の340万人。全体の消費額は35・8兆円で、うち富裕層旅行者の消費額は4・7兆円。全体の約1%でしかない富裕層旅行者が、全体の13・1%を消費していることになる。この数字は、ラグジュアリーツーリズムが、オーバーツーリズムを回避しつつ観光産業を拡大していく切り札であることを物語っている。(「プロローグ」より)

目次

プロローグ 「体験」を求めて旅をする富裕層
第1章 裸足のラグジュアリーの誕生
第2章 世界一のホテルになったサファリロッジの衝撃
第3章 「冒険」を好まない日本人
第4章 意識高い系ラグジュアリーの台頭
第5章 ラグジュアリーツーリズムは環境にやさしい
第6章 ローカリズムと地方創生
エピローグ 自分だけの世界で「本物」を「体験」する

著者等紹介

山口由美[ヤマグチユミ]
1962年、神奈川県箱根町生まれ。富士屋ホテル創業者は曽祖父にあたる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、海外旅行とホテルの業界紙誌のフリーランス記者を経て作家活動に入る。旅とホテルをテーマにノンフィクション、小説、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆。大学での講演なども行っている。日本旅行作家協会会員。日本エコツーリズム協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ossan12345

10
日本のインバウンドが大都市偏重、一泊二日の温泉宿&超満腹豪華懐石料理に偏っていて、それ以外の多様性を受け付けないという柔軟性のなさがよく分かった。ラグジュアリーツーリズム、エコツーリズム、ローカリズムもそうだし、今やハラル・ベジ・ビーガンなど食の多様性もそう。これまで日本国内で持て囃された固定的なぜいたく・ご馳走旅行だけに囚われていては未来がない。経済衰退・人材流出のただ中にあって、観光立国すら覚束ないならば日本の未来は暗い。そんななかで、EntoやBed and Craftの取組は朗報だ。2024/06/18

とり

5
経済政策として外国人旅行者の増加を目標にすると、オーバーツーリズムなどの問題が発生する。そこで、ブータンなどは、少数の超富裕層に大金を落としてもらうラグジュアリーツーリズムを目指し、一定の成果を出した。エコの観点から見ても、大勢の観光客が押し寄せて少しずつお金を落とすよりも良いらしい。日本はこのような超富裕層向けの対応がまだまだ。1泊2日などの短期宿泊客のサービスが中心なので、夕食が最大のイベントになってしまう。提供する料理のバリエーションの問題もある。スーパーヨットの旅行者の上陸手続きが面倒などの課題。2024/11/09

ゆる読書家

3
Audible。自分は学生時代長期休暇はバックパッカーしてたのであるが、富裕層とバックパッカーて対極にいながらやることは変わらないじゃん笑。富裕層は何を求めるかって、バックパッカーと同じ。本の中で富裕層のためのリゾートとして出てくるオカバンゴデルタはバックパッカーとして行った(素晴らしい体験だった)その間の層が来ないんだろうね。その地でしかできない体験重視てまさにバックパッカーマインドだし。滞在の快適さは天地の差だろうけど。アジアンリゾートの歴史は知らなかったし、既にそこにあるものだったので、興味深かった2025/02/19

トナク

2
ホテルばかりでなく、もっと富裕層の意見とその考察が欲しかったです。2025/04/25

チロルチョコ

2
高級ホテルやリゾートに限定された話が多く、庶民には理解できない場所・ホテルの名前だらけで役に立たず2025/03/27

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