光文社新書<br> バッタを倒すぜアフリカで

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光文社新書
バッタを倒すぜアフリカで

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  • サイズ 新書判/ページ数 608p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334102906
  • NDC分類 486.4
  • Cコード C0245

出版社内容情報

自分の婚活よりバッタの婚活!? 日本、モーリタニア、モロッコ、アメリカ、フランス――世界中を飛び回り、13年にわたり重ねてきたフィールドワークと実験は、食糧危機の原因となるバッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた! 現実を舞台にした異世界転生ストーリー、ついにリブート! 新書大賞受賞、25万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』刊行から7年。画期的な研究内容がベールを脱ぐ。

内容説明

13年間、世界中を飛び回り、重ねてきたフィールドワークと実験は、バッタの大発生を防ぐ可能性を持っていた!現実を舞台にした異世界転生ストーリー、ついにリブート!新書大賞受賞、25万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』続編。

目次

第1章 モーリタニア編―バッタに賭ける
第2章 バッタ学の始まり
第3章 アメリカ編―タッチダウンを決めるまで
第4章 再びモーリタニア編―バッタ襲来
第5章 モロッコ編―ラボを立ち上げ実験を
第6章 フランス編―男女間のいざこざ
第7章 ティジャニ
第8章 日本編―考察力に切れ味を
第9章 厄災と魂の論文執筆
第10章 結実のとき

著者等紹介

前野ウルド浩太郎[マエノウルドコウタロウ]
昆虫学者(通称:バッタ博士)。1980年秋田県生まれ。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(国際農研)主任研究員。秋田県立秋田中央高校卒業、弘前大学農学生命科学部卒業、茨城大学大学院農学研究科修士課程修了、神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。著書に、新書大賞受賞作で、25万部突破の『バッタを倒しにアフリカへ』、第4回いける本大賞を受賞した『孤独なバッタが群れるとき』(ともに光文社新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

338
7月の第一作は、以前から気になっていた前野ウルド浩太郎 の新作です。バッタのコスプレから、さかなクンのような存在かと思いきや、ネイチャーに論文を投稿するような真っ当な(サバクトビ)バッタ博士でした。私史上最長新書本ながら、面白く一気読みでした。仮面ライダーもバッタをモチーフにしており、バッタは、最強の昆虫かも知れません。 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/97843341029062024/07/01

mae.dat

290
『バッタを倒しにアフリカへ』の続編。より深く前野ウルド浩太郎さんの研究人生に斬り込んで。先ずは科学ジャーナルPANS誌に論文掲載される迄のストーリーだと思いますが、そこに至るまでの人の繋がりの重要性ですね。モーリタニアは勿論の事、日本、アメリカ、フランス等各地での出会いがあり、それぞれの地での経験が技能と知識を底上げしますね。そして論文掲載後の活動。お金の還元の話も素敵です。でも矢張りと言うか、ドライバー兼相棒のティシャニですよ。強いエピソードが。特にプロジェクトTAXIの件は( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。2025/05/03

修一朗

216
前作のポスドク涙の就職活動日記から一転「サバクトビバッタの生殖行動」というマイナーかつ重要なテーマを真面目に論じた本だ。フィールドワークにこだわりバッタが大発生した年にしか観測ができない辛さ,コロナで往来を禁じられ研究がまとまるまで10年かかった,と研究者としてなかなかしんどい思いをしてきている。ハードルだらけの研究人生を乗り越える情熱と困ったら手を差し伸べてくれる人が現れるコミュ力が素晴らしい。苦戦した論文執筆日記も面白かった。前野さんにはサバクトビバッタの研究でモーリタニアの英雄になって欲しい。2024/07/28

のっち♬

191
『バッタを倒しにアフリカへ』続編。サバクトビバッタ繁殖のメカニズム解明へ向けて、「集団別居仮説」を打ち立てた著者。あくまでフィールドワークに拘る彼はアメリカへ修行に行き、モロッコ、フランスで実験をし、日本で生態学を学び、と世界を飛び回る。今作はその分構成がごった煮状態で、合間に異文化交流や相棒ティジャニの逸話なども挟まれて時に紀行文的になる。研究者の視界をわかりやすく説明できているので、"メスだらけの集団"の発見や、論文が受け入れられた際の高揚感も伝わりやすい。伊達に卵母細胞と卵を8000個計っていない。2024/07/26

みこ

186
農作物に被害を与えるサバクトビバッタの繁殖を研究する世界のバッタ博士であるウルド氏と重度の中二病患者である前野浩太郎氏による共著である。嘘です。同一人物です。でも、本当に同一人物か疑いたくなるほど遊び心のある文章と真面目な学術的な話の緩急が良く、新書で600頁という長尺が気にならないほど一気読みしてしまった。こんなに散々ふざけ倒したこと書いているのにラスト2章で感動させるなんてなんかズルいよ。2024/06/19

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