出版社内容情報
世界トップクラスのゼネコン、帝石社員の連続殺人事件が起きた。テロとの関連が疑われ、テロ対策班の手塚洋三も応援に駆けつけていた。死体はいずれも顔を切り刻まれて怨恨殺人をうかがわせたが、被害者たちの共通点はイニシャルがYTということだけ。そして、いずれもスマホが持ち去られていた。
ITを駆使する犯人の衝撃の動機とは!?
内容説明
世界トップクラスのゼネコン、帝石社員の連続殺人事件が起きた。テロとの関連が疑われ、テロ対策班の手塚洋三も応援に駆けつける。死体はいずれも顔を切り刻まれて怨恨殺人をうかがわせたが、被害者たちの共通点はイニシャルがYTということと、いずれもスマホが持ち去られていることだけだった。ITを駆使する犯人の衝撃の動機とは!?
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
北海道生まれ。1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。日本SF作家クラブ第19代(2018‐2020)会長。“星系出雲の兵站”全9巻(ハヤカワ文庫JA)で第41回日本SF大賞、第52回星雲賞日本長編部門(小説)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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外道皇帝
4
本筋とは関係ないけどテロ対策って公安がやってるのかと思ってた。暴対ってなんかテロのイメージと結びつかない。 YTというイニシャルが狙われる連続殺人事件がテロ事案に結びついていくのは無理やりすぎるなあ。2024/08/23
アオイ模型店
1
林譲治の警察小説。最初見た時はあまりのジャンル違いに、同姓同名の別人?かと思ったが、そんな事は無かった。 林譲治の作風とタイトルからテロリストによるテクノロジー犯罪と戦う話を想像したが、そんな事は全く無く、むしろ警察は終始テクノロジーに翻弄されるばかり。 主人公の刑事がろくでなし過ぎて全く共感出来ず、かといって犯人の側も似たり寄ったりで、最後まですっきりしない終わり方だった。2024/05/17