春のたましい―神祓いの記

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春のたましい―神祓いの記

  • 黒木 あるじ【著】
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  • 光文社(2024/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334102586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大流行した感染症や地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えてきた。これまでは、祭りによって鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだす。この事態に対処するために組織された「祭祀保安協会」の、九重十一とアシスタントの八多岬、怪しさ満点のこの二人組が不思議な出来事を鎮め、荒ぶる神々を処分していく。東北を舞台に描き出す、連作ファンタジック・ミステリー。

内容説明

祭りをやらないと、この村はなくなります!―信じない人々をどう説得する!?感染症の大流行や、地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えた。これまで地域の祭りで鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだしたため異変が頻発する。このような事態に対処するために組織されていた祭祀保安協会の九重十一とアシスタントの八多岬―怪しさ満点の二人が、異変を解決しようと、荒ぶる神々を鎮め、処分していく。人々に忘れられた神をあるべき姿に戻すこと―あなたを正しく祀らせてください。

著者等紹介

黒木あるじ[クロキアルジ]
1976年、青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業。2009年「おまもり」で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年「ささやき」で第1回『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞、’10年『怪談実話震』でデビュー。実話怪談の分野で活躍し、多大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ままこ

70
奇妙さと郷愁を誘う装丁にどんな話なのかとそそられる。人の事情で祭祀が行われなかった為に、恐ろしい異変が起きようとしていた。それを阻止する裏の公的機関“祭祀保安協会”から派遣された怪しさ満点の九重と八多コンビが大活躍。言葉に関するハッとする蘊蓄も楽しめる。コロナ禍を思わせる厄病初期から今へと至る世相の動きがリアル。表題作、日吉さんグッジョブ!叙情的余韻が残るラストも良いな。古くから根付いている神と人との繋がりを、軽快なタッチで描いた切なさと温かさが沁みるホラー。コミック化してもよさそう。面白かった。2024/07/04

オフィーリア

63
パンデミックにより各地の祭りや神事が中止になった結果、荒ぶるようになった神々を「祭司保安協会」のバディが鎮める短編集。どの短編も民俗学の蘊蓄を楽しみながらすらすら読める、人も神々も大切にする温かい物語たち。シリーズ化期待してます。2024/08/23

がらくたどん

54
ご感想に惹かれて。私は初めましての作者さん。作者紹介には「実話怪談の分野で活躍」とありどの著作も怖そうだが、本作は怖いというよりもの悲しい。過疎の村を駆ける悪戯坊主・海から流れ着く巨大な赤児・吹雪の中の雪童・絡み縺れた無数の手・魂が最期に行きたかった場所。コロナ下で祭祀が途絶え暴走し始めた土着の廃れ神さん達を「処分」する役目の烏装束の女性とチャラ男風助手の神祓い行の物語。神様だって本来の姿に戻りたい。人も神も救う道はあるのか?烏嬢の過去の悲劇とチャラ男君の兄が所属する急進派の実態が次への興味を掻き立てる♪2024/09/04

のりすけ

45
流行り病のせいで祀られず蔑ろにされ承認欲求をこじらせた神様を御鎮めするお話。神様が愛おしい。よちよち、おばちゃんが、まんまんちゃんあんってしたるわ。これ、続編あるよね、というか続編期待してます。2025/02/04

rosetta

45
★★★★☆初読みの作家さん。表紙からして諸星大二郎の「妖怪ハンター」みたいな話を期待していたのだが、まんま期待通り!文化庁の外郭団体で産土神を保存する祭祀保安協会の職員として、各地の知られざる神を祀ったり払ったりする九重の活躍。コロナ騒ぎで各地の祭祀が取り止めになった事で神として祀られる事がなくなった産土神が暴走してこの世の秩序を乱しそうになった処に出向き、その強い神力で事態を納める。いやーすごく自分好みで良かった!このままシリーズ化してもらえれば追いかけますよ!2024/07/25

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