光文社古典新訳文庫<br> 枕草子

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光文社古典新訳文庫
枕草子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 584p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334102487
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「この草子、目に見え心に思ふ事を」。栄華を誇った中宮定子を支えた女房・清少納言は、なぜ膨大な言葉を書き残さなければいけなかったのか……。痛快な批評が笑いや哀感と同居する、平安朝文学を代表する随筆。ユニークな視点と鋭く繊細なまなざしですくい取った世界観を、歯切れ良く瑞々しい新訳で。「ここにもあった、いとをかし」。解説、年譜のほかに、位階、装束、牛車、建物などの図版資料を含む、宮廷生活ガイド付き。

内容説明

「この草子、目に見え心に思ふ事を」。栄華を誇った中宮定子を支えた女房・清少納言は、なぜ膨大な言葉を書き残さなければいけなかったのか…。痛快な批評が笑いや哀感と同居する、平安朝文学を代表する随筆。鋭く繊細なまなざしですくい取った世界観を、歯切れ良く瑞々しい新訳で。

目次

春はあけぼの
ころは
正月一日は
同じことなれども
思はむ子を
大進生昌が家に
上に候ふ御猫は
正月一日、三月三日は
よろこび奏するこそ
今内裏の東をば
山は
市は
峰は
原は
淵は
海は
みささぎは
わたりは
たちは
家は〔ほか〕

著者等紹介

清少納言[セイショウナゴン]
生没年未詳。平安時代中期の女性文学者。本名は未詳。父の清原元輔、曽祖父の深養父はともに歌人。橘則光と結婚するがまもなく離別し、その後、藤原棟世と再婚。993年(正暦4)ごろから一条天皇の中宮定子に出仕した。和漢の才に秀で、寵を受けた。晩年は「月の輪」なる地に隠棲したと伝わる。著作に随筆『枕草子』、家集『清少納言集』などがある

佐々木和歌子[ササキワカコ]
1972年、青森県生まれ。文筆家。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーで歴史文化系コンテンツの企画制作に携わりながら、古典文学の世界をやさしく解き明かす著作を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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巨峰

43
短い文と、それから短編くらいの長めの話と少なくとも二種類以上の性質の文章群で成り立っているのが驚きでした。ところで清少納言は「好き」「嫌い」などの意見の表明を枕草子でバンバン発しています。価値観の表明に溢れたエッセイは、例えば現代の有名作家や俳優などが発したらかなり炎上するんじゃないかなと思ってしまいました。その意味平安は自由。清少納言さんについてですが彼女を女性とみた場合僕はお付き合いするのが難しいなぁと。なんか自分に嫌がられる要素多すぎwwよっぽど隙の無い人か、よほどおおらかな人しかあわなくない?2024/11/01

えつ

12
図書館本。文庫にしたら分厚いかな、とも思ったけど、こちらの新訳はとても読みやすく、頭にもスッと入ってくる感じ。清少納言の感性の豊かさを感じた。図書館で借りてしまったけれど、これは手元に置いておきたいと思った。あと、他の訳も読んでみたいと思えた。2024/06/16

真琴

12
“春はあけぼの”で始まる『枕草子』は、清少納言が定子サロンで見て感じ考えた膨大な随筆集。政治的なしがらみもあり華々しい時は長くはなかったけれど、清少納言の「いとおかし」が詰まっていた。(百合要素は微笑ましい)。読みやすい訳だと思う。 2024/03/28

amanon

9
以前橋本治による桃尻語訳で読んだものを、新訳にて再読。桃尻語訳に匹敵するよい意味でくだけた訳文体で読みやすいのだけれど、いかんせん当時の宮中や、貴族同士の人間関係についての注釈が乏しいため、そのあたりの理解が怪しく、文字面だけを追っていた箇所も少なくない。巻末のガイドや解説を目にして「ああ」と思い当たった箇所もあり、それだったら、それらを巻頭においてほしかったと思う事しきり。後、訳文体がなぜか太宰の『斜陽』を思わせるが、解説を読んで、双方とも没落貴族の悲哀が背景にあると思うと、何となし腑に落ちた感が。2024/07/10

葉菜枝

6
読みやすいけれどくだけすぎない絶妙な佐々木和歌子さんの新訳のおかげで初めて「枕草子」の現代語訳を読了できた。嬉しい。訳者あとがきもとても良かった。2024/10/14

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