光文社新書<br> 台湾の本音―“隣国”を基礎から理解する

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光文社新書
台湾の本音―“隣国”を基礎から理解する

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334101701
  • NDC分類 302.224
  • Cコード C0222

出版社内容情報

コロナ前は200万人超の日本人が訪れ、観光地として人気が高い台湾。「台湾有事」という言葉が紙面を賑わすこともあり、日本の関心は高くなっている。しかし、私たちは台湾をどれほど知っているだろうか。中国と台湾の関係は? 首都はどこにある? 国連に非加盟なのはなぜ? 隣の島でありながら、私たちはその歴史や事情をあまり知らない。本書では、6つの問いからそんな台湾という〝国〟の姿を詳らかにしていく。

内容説明

日本での関心が日に日に高くなる台湾。観光地としてはもちろん、安倍晋三元首相が「台湾有事は日本有事」と言及してからは、安全保障の面でもその動向が注目されている。ただ、ここまで関心を寄せながら、私たちは台湾についてどれくらい知っているだろうか。中国と台湾の関係性、台北が首都ではないワケ、台湾が親日である理由…。あらためて聞かれると、答えに悩むものもあるのではないだろうか。隣の“国”でありながら、私たちは台湾の歴史や社会のことをあまり知らない。そこで本書では、6つの問いを出発点に台湾を深掘り。長年台湾で取材をしてきた著者が、歴史や文化はもちろん、台湾の置かれている政治状況やその価値観、アイデンティティまで丁寧に解説する。

目次

第1章 台湾は「国」なのか
第2章 台湾の「歴史」はいつから始まるか
第3章 台湾の人々は「中国」をどう考えているのか
第4章 「台湾アイデンティティ」はなぜ生まれたのか
第5章 台湾は「親日」と言っていいのか
第6章 「台湾有事」は本当に起きるのか

著者等紹介

野嶋剛[ノジマツヨシ]
1968年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒業。大学在学中に香港中文大学・台湾師範大学に留学。’92年に朝日新聞社入社後、中国・厦門(アモイ)大学留学、シンガポール支局長、政治部、台北支局長、国際編集部次長、AERA編集部などを経て、2016年に独立。現在はジャーナリスト活動と並行して、大東文化大学社会学部教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

116
分かりやすい。良書です。 2024年1月、頼政権誕生の直前まで。2024/12/25

trazom

109
著者は元朝日新聞の台北支局長。分かりやすい解説の中に、ハッとする見解に出会う:(国民党は親中、民進党は反中と思い込んでいたが)国民党は反共産党だが反中ではなく、民進党は反中国だが反共ではない。中国共産党にとって台湾侵攻は、自国民を中華民国政府から救い出す「内戦」。台湾と朝鮮半島における日本占領時代の評価の違いについての見立ても面白い。台湾有事などと勇ましいコメントが飛び交う昨今だが、そもそも、三次にわたる台湾海峡危機の歴史や、本書に記されたような「台湾の本音」を認識した上での、冷静な態度が必要だと感じる。2024/03/24

あらたん

48
台湾を理解したい人にぴったりの入門書だった。台湾について持っていた素朴な疑問がかなり解消できた。お勧め。2024/02/05

kawa

35
日本の識者や政治家が、時に声高に台湾独立を主張することがある。しかし実は台湾での純粋な独立派は全体の5%以下、圧倒的多数は現状維持派で、反共産主義ではあるが、反中国ではないと言う。人口2400万人中500万人弱の人々が1年で来日する親日国。しかし、国際情勢の難しさもあって中国以上に知らない国とも言える。本書はそんな現状で、より台湾(中華民航)という国を知りたい欲求をかなえる入門書として最適。本書に刺激され映画「グリーン・デスティニー」を鑑賞(ちょっと関係なかった?)、「台湾海峡一九四九」も再読リストへ。 2024/09/25

あみやけ

31
隣の国についてなんにも知らなかったと思うと、少し恥ずかしくなりますね。歴史上で周りの国々に翻弄されながらもバランスのいい国民性をつくりあげてきたんですね。一度も行ったことがないので、行ってみたくなりますね。また、台湾の日本について書いた書物も読んでみたくなります。他の隣国の日本観はあんまり知りたくなりませんが。ちょうど半導体にかんする本も読んでいて、相乗効果です。ただ、トランプさんの影響はここでも。まずはオードリー・タンさんについて知るべきですね。2025/01/30

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