出版社内容情報
理不尽な仕打ち、教育虐待、ネグレクト……。子どもを自らの所有物のように扱い、生きづらさなどの負の影響を与える「毒親」。その中でも目に見える形ではなく、精神的で不可視なケースが多い「毒母と娘」の関係にフォーカスし、その毒への向き合い方とヒントを探る。毒母に育てられ、自らもまた毒母になってしまった事例など、現代社会が強いる「家庭という密室」の闇に、8人の取材から迫る。
内容説明
誰もが陥りかねない、「家庭という密室」の闇。現代社会が強いる「閉じた子育て」特有の問題への向き合い方とヒント。
目次
前編 私の母は毒母でした。私自身も毒母でした(機能不全家庭という毒からの自立;“愛情”に培われた学歴至上主義という毒;嫁姑問題でこじれた共依存という毒;精神不安定な毒母の呪縛と別離)
後編 私の母は毒母でした。私は毒母になりません(「虐待サバイバー」自身に潜む毒との闘い;“反発という共依存”が蝕む毒;“プロフェッショナル毒母”の後遺症;「家庭のタブー」と化した毒母との絶縁)
終章 吉野さん長女との一問一答
著者等紹介
旦木瑞穂[タンギミズホ]
愛知県出身。1975年生まれ。印刷会社や広告代理店でグラフィックデザイナー、アートディレクターなどを務め、娘が4歳になる2015年に独立。パンフレットやガイドブックなどの企画編集・デザイン・イラスト制作などのほか、葬儀・お墓・介護など終活や家庭問題に関する執筆を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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