出版社内容情報
赤川次郎氏のファンクラブ会報誌(「三毛猫ホームズの事件簿」)に掲載されたショートショートを1冊に。このショートショートは、会員から募集したタイトルをもとに赤川氏が書き下ろすもの。「真夜中の遊園地」「自宅待機の名探偵」「三人の死神」「招かない招き猫」……など通巻127号(2016年12月)から152号(2023年6月)に掲載の27作品を所収。どんなタイトルもエスプリの効いた物語に仕立て上げる「名人芸」を堪能できる。
内容説明
ウイットと、少しの毒と奇想天外―ちょっと不思議な「赤川ワールド」へようこそ!ファンクラブ会員から募集したタイトルに書き下ろした27の超短編。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞、『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。著作は640冊を超え、ミステリー小説を中心に、その創作活動は多岐にわたる。2005年には、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆっき
28
ファンクラブ会員から募集したタイトルに書き下ろしたショートショート27編。ほっこり少なめでブラック多めな赤川次郎ワールドでした。2024/01/09
小梅さん。
14
赤川氏のショートショート集。 短くても、やっぱり面白い。 SFっぽかったりホラーっぽかったりとバラエティに富んでいるのも楽しいし。 読者からタイトルを募集して書いたという企画も面白い。 猫が出てくる作品もあるので、これも「猫本」認定決定♪2024/01/09
りょうけん
11
<老> あの赤川次郎,最近は「ショート・ショート」も書くのだ,と思って本書を手に取る。字が大きくてとても読み易い。良い事だ。 しかしお話はほとんど全部ダメ。面白くない。”ショートショート” なのだから何か,読者がなるほどと思う「オチ」が無いと終われない筈なのに,ほぼ全編オチ無しで平然と終わっている。これでは人には読まれない前提で素人が書く日記だよ。笑う。2024/01/09
ぱりぱり
11
★★☆☆☆2024/01/09
toshi
10
赤川次郎と言うことで期待値が大きすぎたせいか、イマイチ感のある作品がほとんど。 オチが理解できない作品も数点有って残念。2023/12/05