光文社新書<br> だからタイはおもしろい―暮らしてわかったタイ人の「素の顔」

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光文社新書
だからタイはおもしろい―暮らしてわかったタイ人の「素の顔」

  • 〓田 胤臣【著】
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  • 光文社(2023/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334101350
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0239

出版社内容情報

タイ在住20年のライターが綴るタイ社会/タイ人のリアル。旅行先や移住先として人気のタイだが、その実情はどのようなものか。家族も仕事もタイに根差してきたからわかるタイ人の本質とは。日常の小話から政治経済の情勢まで、あらゆる角度からタイ社会の実相に迫る。「格差の根源」「信心深さの背景」「保守層の強さ」「微笑の裏側
」など光文社新書noteでの連載から特に反響の大きかった回を中心に、書き下ろしも加えて書籍化。

内容説明

気候が穏やかで、微笑みの絶えない国。経済発展が続き、昼夜ともに刺激にあふれた街―。そんな風に捉えるだけでは、タイのことを十分には理解できない。タイ人の微笑みにも、タイという国の成長にも、一筋縄ではいかぬ「裏の顔」がある。経済格差・階級社会・利己主義・信仰心・愛国心・賄賂・権力欲・政治不信…。それでも、いや、そういう面があるからこそ、タイはますますおもしろいのだ。タイで働き、タイ語を話し、タイ人と結婚して家庭を持つ著者だからこそ伝えられる、ほんとうのタイとタイ人の姿がここに。

目次

微笑みに隠されたタイ人の本心
日本なんて子どもレベルなタイの人間関係
所得水準が人間の価値を意味するタイ
「内」と「外」をシビアに区別するやさしいタイ人気質
若い世代にとっては生きづらくなりつつあるタイ
タイと日本の友好関係は愛憎の泥沼劇場のよう
タイのアンタッチャブルは貧困層ではなく…
問題児だけどタイのよさを持つローソサエティー
出る杭は打たずに破壊するのがタイ式
現代タイ人の日本人観が実はあまりよくない現実
タイ人と働くということはタイ人に自分の心を開くこと
タイは間違いなくこれからも発展していく国

著者等紹介

〓田胤臣[タカダタネオミ]
1977年5月24日生まれ。ライター。2002年からタイ在住。妻はタイ人。渋谷のタイ料理店でバイト経験があり、タイ料理も少し詳しい。ガパオライスが日本で人気だが、ガパオのチャーハン版「ガパオ・クルックカーオ」をいろいろなところで薦めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skunk_c

69
25年ほどタイに暮らすライターによる等身大のタイ論。歴史や政治の展開などについても触れられているが、中心におかれているのはタイの人たちの生態。大きな貧富の差、「微笑み」のうしろにあるものなど、現地で暮らすものならではの内容。ただし著者の立場で書かれていることは留意すべき。日本では遅刻すると校門を閉められて罰せられるなどと書いているが、そうでない学校もある(というか自分はそういう経験は60年に及ぶ学校生活で一度もない)。その点著者はしばしば「ボク」という主語を用い、その主観性を宣言しているのは好感が持てた。2024/04/09

はとむぎ

11
サバーイ。幸せな感じだけど、怒ってる人が多いって複雑な感じ。2024/04/07

BluePlanet

7
★4.0(3.13)2023年11月発行。2002年から21年タイに在住し、妻もタイ人の著者による本当のタイとタイ人の姿を解説。なるほど、ちょっと旅行したくらいではわからないタイのことが詳しく書かれてますね。僕自身、タイには5、6回行ったことがあり、タイ人と旅行したり友人も多くいたが、なるほど住んで働かないとわからないことも沢山ありますね。微笑みの国で熱心な仏教徒というイメージだったが、色々と裏があるようですね。2024/01/04

玉媛

3
タイのドラマや映画を見るうえで解像度があがる良書。WEB連載の時から楽しみに読んでいました。 生まれたときから覆せない圧倒的格差社会、中国ルーツを持ちながらアイデンティティはタイ人という中華系移民の存在、子どもが親に尽くしすぎる(ように日本人からは見える)文化。国王を君主とするピーノーン文化。面白い国です。2024/02/15

NAGISAN

3
著者は2002年からタイに居住(タイ人妻)。仏教・微笑み・親切・親日のイメージしかもたない日本人にとって、意外なタイ人感。確かに、ロータス(CP財閥)のタイ人はしたたかであった。不正確な要約だが、自己及び親族のみが信じられる(中国人にもある)国民性と、国王とスーパー富裕層による統治の妙味によるとする著者の見立ては正しいように思える。東南アジアで唯一植民地を免れたのも、したかたさ故。タクシン派・反タクシン派の都市と地方の覇権争いはあるが、中流層以下は自己の生活に生き、スーパー富裕層に対抗する意識はない。2023/12/02

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