出版社内容情報
女子校時代に少女バンドを組んでメジャーデビューした3人の女性。30代半ばとなった現在、人生のピークは10代だったと懐かしむ毎日を送っている。夫に浮気されたり、自らの見果てぬ夢を娘に託したり……など、日常は冴えない。そんな毎日にひょんなことからあるミッションが舞い込み、3人はまた図らずも力を合わせることに……。人生と本当に向き合い始めた大人女性たちの「生きる手応えとは?」を描いた話題作。
内容説明
女子高生バンドを組んで、一時売れっ子となった過去を持つちづる、麻友美、伊都子。三十五歳となった現在は、人生のピークは十代だったと自虐的に懐かしむような受け身の毎日を送っている。そんなある日、伊都子の切実な願いに応えるようにして三人はまた力を合わせることに…。人生と本当に向き合い始めた大人女性の「生きる手応えとは?」を描いた話題作。
著者等紹介
角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。’90年「幸福な遊戯」で「海燕」新人文学賞を受賞しデビュー。’96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、’98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で’99年産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年路傍の石文学賞、’03年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、’05年『対岸の彼女』で直木賞、’07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、’21年『源氏物語』で読売文学賞研究・翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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