光文社文庫 鮎川哲也「三番館」全集 第4巻<br> クライン氏の肖像―鮎川哲也「三番館」全集〈第4巻〉

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光文社文庫 鮎川哲也「三番館」全集 第4巻
クライン氏の肖像―鮎川哲也「三番館」全集〈第4巻〉

  • 鮎川 哲也【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334101220
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

本格ミステリーの巨匠がライフワークとした安楽椅子探偵ものの傑作「三番館」シリーズ。そのすべてを網羅した全集の最終刊は、著者が晩年まで書き続けた未完の長編『白樺荘事件』を文庫初収録! 元刑事で酒と女性にうつつを抜かす貧乏探偵が持ち込む難事件を、話を聞くだけで鮮やかに解明する銀座のバーテンダーの名推理を存分にご堪能ください。

内容説明

十九世紀の作曲家ベルンハルト・クラインの肖像画を所有する音楽評論家に、絵画強奪予告の手紙が届いた。私立探偵が警護についたにもかかわらず、絵はあっさりと賊の手に落ちてしまった。面目丸潰れの探偵は西銀座のバーテンの知恵を借りることに…。「三番館」全集の完結巻となる本書には、シリーズ唯一の長編となるはずだった未完の「白樺荘事件」を文庫初収録。

著者等紹介

鮎川哲也[アユカワテツヤ]
1919年東京生まれ。南満洲鉄道勤務の父に伴い少年時代を大連で過ごす。’43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。’49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。’56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。’60年に、『憎悪の化石』と『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。’90年に発足した東京創元社主催の鮎川哲也賞、’93年から始まった光文社文庫の『本格推理』にて多くの新人を世に送り出した。2002年9月24日死去。ミステリー界に遺した功績をたたえ、翌年日本ミステリー文学大賞特別賞が贈られた。都立小平霊園に眠る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

86
「三番館」シリーズの最終巻です。この巻には「白樺荘事件」が未完の長編ということで掲載されています。北森さんの作品と同様にどなたかが書き継いでくれるといいのですが。4巻すべてを読むとやはりこの巻は若干マンネリ化したせいもあって物足りないような気がします。た鎌倉ミステリーガイド」は江ノ電沿線などが出てきて地元のせいもあり、また有名人の家のガイドのような感じもあり楽しめました。2024/08/21

Urmnaf

8
(もう何度目かの)三番館全集最終巻。シリーズ短編9編に、ボーナストラックとして未完長編の「白樺荘事件」(のさわり)。白樺荘事件は、私立探偵、弁護士は出てくるがバーテンさんは(まだ)出てこないので、三番館ものじゃない可能性も? ともあれ、白樺荘を含めて全て既読、それも一度や二度ではなく。推理クイズ並のものもあったりするんだけど、安定の読み心地と安心感。なので、何度も「全集」が出されるんでしょうね。2024/06/05

コチ吉

8
三番館シリーズの最終巻で、この最後に未完の「白樺荘事件」が置かれることとなった。中には結論が取ってつけたようなものが複数あり、シリーズの出来としては落穂拾い的で最も落ちると感じた。未完作は誰か補作してくれないものだろうか。2024/04/06

Inzaghico (Etsuko Oshita)

6
絶筆となった未完の長編「白樺荘事件」も収録されている。ここまで書いてあったら、あと一息なのに。わたしにしては珍しく犯人の目星もついてきたのに。解説を読むと、書く時間はなかったわけではないとのこと。それだけにますます悔やまれる。「鎌倉ミステリーガイド」では、当時、鎌倉在住だったミステリ作家や翻訳家がモデルとなっている人物が多々登場する。解説で種明かしをしてくれているのが嬉しい(よく「これ誰がモデルなの~! キーッ!」となっているのだ)。鎌倉には田村隆一も住んでいたが、彼は登場せず。 2023/11/23

Tatsuo Ohtaka

5
「三番館」全集第4巻で最終巻。1986〜91年に書かれた9編と、未完に終わった「白樺荘事件」を収録。三番館のバーテンの推理を楽しむの安楽椅子探偵ものだが、その解決が鮮やかすぎるかも。今回のお気に入りは「モーツァルトの子守歌」にしようかな。2023/11/26

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