出版社内容情報
那覇で占い屋を営む崎島乙郎の運命は、美少女・仲村ヒカリとの出会いで一変した。彼女のアイデアで崎島は<ユタの館>を開業、一躍注目スポットに。だが、突如海から上陸した人ならざるもの、海兵隊員姿のマリンコーたちが無差別殺戮を始めて……。荒廃した世界を生き抜くため、人々の狂騒は激化するばかり。そんななか崎島はヒカリに隠された大いなる秘密を知る。無比の想像力が生み出した量子論的ホラー!
内容説明
那覇で占い屋を営んでいた崎島乙郎は、相談に来た仲村ヒカリのアイデアで“ユタの館”を開業した。人気スポットとなり経営も順調だったある日、海から上陸してきた海兵隊員姿の悪魔達が大量殺戮を始める。既存の秩序は崩壊し、腐った屍体が歩き回るカオスがやってきた。これは、なんだ?破滅に向かう世界でヒカリと乙郎は―。ジャンルを超越した傑作長編!
著者等紹介
花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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