抜け首伝説の殺人―巽人形堂の事件簿

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抜け首伝説の殺人―巽人形堂の事件簿

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  • サイズ 46判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334100551
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

北勢の老舗造り酒屋で殺人事件が起こった。
蔵主の生首が酒蔵で見つかり、胴体は屋敷で布団に寝かされていたという。
酒造には、門外不出の酒米とその米を材料にした地域を代表する銘酒がある。繁盛を妬んだ同業者の仕業なのか?
一方、この酒造には奇妙な言い伝えがあった。一族は妖怪・抜け首の血を引くというのだ。
人形師・巽藤子は、頼まれもしないのに事件に首を突っ込むが……。
謎が謎を呼ぶ長編ミステリ!

内容説明

三重県の四日市で江戸時代から続く老舗造り酒屋・加賀屋酒造の創業者一家に、殺人事件が起こった。生首が酒蔵で見つかり、胴体は屋敷で布団に寝かされていたという。加屋賀酒造には、門外不出の酒米・間歩守とその米を材料にした地域を代表する銘酒・間歩錦がある。繁盛を妬んだ同業者の仕業なのか?一方で、この酒造には奇妙な言い伝えがあった。創業者は妖怪・抜け首の血を引く一族だというのだ。酒造を訪れていた人形師・巽藤子は、頼まれもしないのに事件に首を突っ込む。まるで、因果の歪みに魅せられているように。欲望と因習、秘められた悪事と捻れた殺意。謎が謎を呼ぶ長編ミステリ!

著者等紹介

白木健嗣[シラキケンジ]
1989年、三重県四日市市生まれ。愛知淑徳大学文化創造学部卒業。日本マイクロソフト株式会社勤務。2021年、『ヘパイストスの侍女』で島田荘司選第14回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。’22年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

75
首が抜けて飛び回るという、抜け首の伝説のある村。その血を引くと言われる加賀谷酒造で殺人が起こる。事件前には中学生が飛んでいた首を目撃しているし、実際の事件現場は首だけ別の場所で発見され、まるで伝説がリアルになったよう。そこに居合わせた人形師・巽藤子が事件に首を突っ込み、探偵役として事件を探る…。探偵役の藤子には最初びっくりさせられたが、読み進めると愛着も持てるし、刑事二人のキャラも悪くない。ただこの事件に関しては藤子は合わないのかも。オカルト風味は薄くなりミステリとしても軽く読めてしまった。2023/12/07

yukaring

65
「抜け首」という半妖の血を引いていると言われる酒造りの老舗・加賀屋。ある日この加賀屋の当主の死体が見つかる。生首は酒蔵に、胴体は屋敷の布団の中で。関係者たちにアリバイがある中、誰がどうやって殺害と首の切断をおこなったのか?不可解な犯罪に挑むのは店を訪れていた人形師・巽藤子。事件前から当主の首が外を飛び回っていたという目撃証言もあり、事件は不気味な様相を見せていく・・。探偵のキャラのせいなのか重々しいテーマなのにサラリと読める軽めのミステリ。古くからの因習と捻れた殺意、因果応報を感じさせるストーリーだった。2023/11/23

さっちゃん

49
老舗造り酒屋・加賀屋酒造当主の生首と胴体が別々の場所で発見される。たまたま居合わせた人形師の藤子が事件を調べる中、第2の事件が…。/首が抜けて飛び回るという言い伝えなど、おどろおどろしい展開を期待したけどあっさりと解決。トリックは良いのに動機が共感できないしホラーとしても弱い。探偵役の藤子の軽いノリや言動は慣れれば気にならないけど、藤子の頭の中だけでどんどん解決されて置いてきぼりにされた印象。いろいろ惜しいと感じる一冊だった。警察コンビも良いキャラだし、藤子&早川の二人で続編出たら、また読んでみたい。2023/12/13

だるま

18
造り酒屋の当主であり、70歳を超えて尚も蔵元の杜氏に君臨している加賀屋蔵之介が自宅の屋敷で殺害され、首だけ自宅から離れた酒蔵で発見される。殺害の当日に仕事で屋敷を訪れていた「からくり人形師」の巽藤子が、この奇妙な事件に興味を持ち真相を追い求める。藤子は天真爛漫で物怖じしないキャラで、読者にとっては好き嫌いが分かれそう。私は嫌いになりかけたが、彼女の壮絶な過去を知ってからは寧ろ好きになった。ミステリとしての出来は標準かなあ? 犯人当てだけど決め手が少し弱い。伝説を絡めたミステリも世に氾濫しているしねえ。2023/11/26

yuui

15
うんうん! 動機とかまぁ弱いっちゃ弱いけどシンプルで好みでした🤗 終わり方も好きな部類で楽しめました☺️ ただちょっと読みづらかったかな🤔2024/01/31

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