古典新訳文庫<br> 判断力批判〈下〉

個数:
電子版価格
¥1,463
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

古典新訳文庫
判断力批判〈下〉

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月02日 22時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334100469
  • NDC分類 134.2
  • Cコード C0110

出版社内容情報

『純粋理性批判』『実践理性批判』につぐ第三の批判書と呼ばれるカントの主著。知性(世界の認識)の能力と理性(意思の自由)の能力の橋渡しとしての「判断力」を分析し、美と崇高さについて考察する。自然(世界)が人間にとって意味あるものとして存在しているとする自然の合目的性という概念の分析から、世界の究極的目的としての人間存在について、道徳的法則のもとにある人間と自然の関係を解き明かす。

内容説明

下巻では、趣味判断と自然の目的についての目的論的な判断の両方に共通する「合目的性」という概念をもとに、世界を目的論的に理解する可能性を示す。第一序論も収録。その後の哲学だけでなく、芸術・文学の領域にも大きな影響を与えることとなった、カント批判哲学の集大成。

目次

第2部 目的論的な判断力の批判(目的論的な判断力の分析論;目的論的な判断力の弁証論;付録 目的論的な判断力の方法論)
第1序論(一つの体系としての哲学について;哲学の基礎にある上級の認識能力の体系について;人間の心のあらゆる能力の体系について;判断力にとっての体系としての経験について;反省的な判断力について ほか)

著者等紹介

カント,イマヌエル[カント,イマヌエル] [Kant,Immanuel]
1724‐1804。ドイツ(東プロイセン)の哲学者。近代に最も大きな影響を与えた人物の一人。『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』のいわゆる三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における「コペルニクス的転回」を促した。フィヒテ、シェリング、ヘーゲルへとつながるドイツ観念論の土台を築いた

中山元[ナカヤマゲン]
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

38
「このように自然が人類に認めようとする理由のある最終目的としては、この開化だけが考えられるのである。この最終目的は理性的な存在者自身の地上での幸福でもなければらたんに理性的な存在者の外部に存在する理性を持たない自然における秩序や調和を確立するための重要な道具でもないのである。」217 カントの思想はおこがましいヒューマニズム的な態度をとるものではないし、ルソーらによるいわゆる「自然に帰れ」的な思想でもない。人間が自らの手で欲望を捨て究極目的であろうとする態度、つまりは『開化』こそが重要であると喝破する。2024/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21526878
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品