光文社古典新訳文庫<br> 死霊の恋/化身―ゴーティエ恋愛奇譚集

個数:
電子版価格
¥1,298
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社古典新訳文庫
死霊の恋/化身―ゴーティエ恋愛奇譚集

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月01日 02時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334100124
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

一線を越えた、妖しい恋が始まる! フローベール、ボードレールらに愛された「文学の魔術師」ゴーティエによる官能の奇譚集。 聖職者としての人生が始まる瞬間に絶世の美女の悪魔に見初められた男を描く「死霊の恋」、人妻に片思いする青年がインドの秘術を使ってその夫の肉体を乗っ取ろうと企てる「化身」、火山が残した乳房の型への恋心が青年を滅びたはずのポンペイの町に迷い込ませる「アッリア・マルケッラ」の3篇を収録。

内容説明

聖職者としての人生が始まる瞬間に絶世の美女に見初められた男を描く「死霊の恋」、人妻に片思いする青年がインドの秘術を使ってその夫の肉体を乗っ取ろうと企てる「化身」など、フローベール、ボードレールらに愛された「文学の魔術師」ゴーティエによる官能の三篇。

著者等紹介

ゴーティエ,テオフィル[ゴーティエ,テオフィル] [Gautier,Pierre Jules Th´eophile]
1811‐1872。フランス南部タルブ出身の作家。幼い頃に美術の道を志すも、学校を同じくするネルヴァルの影響のもと詩作の道へ進み、ユゴーの文学グループに加わる。その後、詩人として作家のキャリアをスタートする。詩作だけではなく、小説、劇評、美術批評、時評、旅行記と多岐にわたる執筆活動を行い、文壇の中心人物として活躍し、フローベール、ボードレールら多くの同時代作家に愛された。代表作に『モーパン嬢』『七宝とカメオ』など。バレエ『ジゼル』台本の共同執筆者としても知られる

永田千奈[ナガタチナ]
東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

34
女性陣に魅力がないというより、男が惚れる理由がわからん感じ。見た目だけで惚れるなら、今ならルッキズムって言われそうですねー。そう思ったら「化身」の伯爵が一番まともかもなぁと思う。ストーリーは面白かったです。それから物語の舞台となる街や社会も~2024/01/29

星落秋風五丈原

22
『アッリア・マルケッラ』 仲良し3人組がイタリアポンペイ遺跡に出かける。そのうちの一人オクタヴィアンは、ガラスケースで見つけた黒い灰の塊に、美しい乳房のくびれの丸みと脇腹のくびれを見出す。えええそんなにくっきり?ポンペイ遺跡は見に行ったけど、そんなのあったっけ?一人寝付けなかったオクタヴィアンが夜出かけるとあら不思議。昔の風景がよみがえり、あの乳房の持ち主も。『死霊の恋』と本編は、この世ならぬ者に恋する男性の物語。現実の女性がんばろう。 2024/02/21

穂垂ユキ

5
評価 : 4 「人妻に恋した青年が呪術で夫と入れ替わる」というあらすじだけ聞いて面白そうなので読んでみた。収録されている短編は3つとも面白かった。一番記憶に残ったのはあとがきの「真に美しいものは、なんの役にも立たないものに限られる。有益なものは全て醜い」という言葉。2023/10/31

まどの一哉

4
久しぶりにゴーチェを読んで、さすがに安定した面白さだった。文庫解説によるとゴーチェは単に作家であるだけでなくジャーナリスティックな仕事を多くした人で、芸術分野の公的な役職にもついている。そう言われてみれば、ゴーチェの作品は冷静に計算された落ち着いた作風であり、社会的異端者による狂気を孕んだタイプではない。この点は以前は気付かなかった。2023/10/02

月と星

3
★★★主人公たちが絶賛する女性たち,それほど魅力的に感じなかった。訳者あとがきが面白かった。2024/01/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21447572
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。