内容説明
買春から殺人まで…「ツアコン(添乗員)」「ランド屋(現地係員)」を生業とする秋月浩二は、アジアをフィールドに、旅行客の様々な“欲望”に振り回される毎日。カモるか、カモられるか。客と現地人とが入り乱れての凄絶にして滑稽な“騙し合い”が、今日も繰り広げられるのである。
著者等紹介
内山安雄[ウチヤマヤスオ]
1951年、北海道生まれ。慶応大学文学部卒。大学時代から世界各地を放浪し、旅行代理店駐在員、雑誌記者、TVレポーターなどを経て、’80年『不法留学生』で作家デビュー
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感想・レビュー
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まるお
1
タイの熱気と馬鹿でスケベな日本人。 この秋月という男、とても褒められる人生ではないけれど、 こんな生活楽しそう…なんて思わず思ってしまいました。 お気楽でふらふら。 短編集なので読みやすかったです!2024/08/13
みなも
0
内山さんの本は、いくつか読んでます知名度はイマイチなのが残念なくらい、読みやすくて面白いですアジアにまた行きたくなりますね〜2017/02/12
shibatay
0
男の人って・・・あほちゃう?w 旅の恥はかき捨てないで、きちんと持って帰りましょう2009/09/20