カッパ・ノベルス<br> 「不要」の刻印

カッパ・ノベルス
「不要」の刻印

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334074159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

誘拐された子供は闇に消えた。行方は?そして犯人は!?DIY店「パレット・ホームセンター」の社長・斎藤晴彦の一人息子が誘拐された!犯人は三千万円の身代金を要求、巧妙な受け取り方法を画策する。偶然受け渡し場所に居合わせた将棋棋士・水無瀬翔五段と奨励会時代の後輩・安野好平に誘拐の嫌疑がかけられ、捜査は混迷。安野の頼みで水無瀬自身も事件の解明に乗り出すが、やがて、安野は奇怪な殺人事件の犯人として逮捕されてしまう。水無瀬は後輩を救い出せるか?達意のトリックメーカー・本岡類が贈る、極上の本格推理。棋士探偵・水無瀬翔シリーズ最高傑作。

著者等紹介

本岡類[モトオカルイ]
1951年、千葉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。1981年『歪んだ駒跡』で第20回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。以後、意欲的に本格推理小説を発表。時事性と社会性を作中に取り込み、現実の犯罪にも実行可能なトリックを駆使した作風を得意とし、「リアル・トリック・ミステリー」を名乗っている。最近作に『水辺の通り魔』(角川書店)、『羊ゲーム』(集英社)、『神の棺』(講談社)などがある。将棋棋士探偵・水無瀬翔が主人公のシリーズは『奥羽路 七冠王の殺人』『花の罠』(以上、祥伝社ノン・ノベル)『「黒い箱」の棺』(カッパ・ノベルス)があり、本書は四作目にしてシリーズ最高の盛り上がりを見せる傑作となった
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

7
帯に「この誘拐はどうしても必要だった」とあるが、読み終わってなるほどと感じた。著者が会心の自信作というだけあり、なかなかだが傑出しているわけでもない。頭がきれるなーと感じたが、人気作家になりきれなかったこともうなづける。10点満点中6.5点2013/11/08

kanamori

1
☆☆2012/10/20

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