内容説明
未だかつて人類が遭遇したことのないウイルス性出血熱が日本に上陸!臓器から皮膚までが溶けて全身の孔から出血、死に至る。生存率は僅か1%未満!感染ルートの謎を解く鍵は八歳の少女・相原夏衣子が握っているらしい。だが、夏衣子は両親の急死で一時的記憶障害に陥っていた!徐々に思い出す記憶の断片から衝撃の真実が…。その間にも、蔓延する殺人ウイルスは、次々に患者を死の淵へと誘う…。感染源を追跡調査する医師団が導き出した驚くべき因果関係とは?病原ウイルスで揺れる現代の日本に、驚鐘を打ち鳴らす書下ろし意欲作。