感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寛理
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名著。王仁三郎の予言の紹介も面白く読めたが、核心は第5章と付論にある。霊界というとスピリチュアルなイメージだが、テクノロジー/自然という二項対立を批判し、肉体の延長として見る点は、むしろ唯物史観に親和的。附論では「霊的革命」とは何かが書かれている。2021/07/11
黎明 曉
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祖母の蔵書。最後が気になって一気に読んだ。スピリチュアルな印象はあんまりなくて、明治~昭和初期にかけての歴史のおさらいとして読んでよかった。30年近く前の本に出版された本だから、冷静に読めるのかもしれない。出口王仁三郎については過去だったり現在だったり多角的に考察できそうで面白い。明智光秀の築いた亀山城跡を買い取って陣取ったというくだりが一番喰いついたところ…2020/11/16