光文社新書<br> 東大生のジレンマ―エリートと最高学府の変容

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光文社新書
東大生のジレンマ―エリートと最高学府の変容

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046675
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0230

内容説明

東大と東大生が転換期を迎えている。花形だった官僚志望は激減。就職先としても、外資系コンサルやITが人気を集める。加えて目を引くのが、この10年で倍増した休学者と、起業する卒業生の急増だろう。定型化された「エリート」志向に疑問を抱く東大生たちは、進んでそのレールから外れるようになっている。周囲や社会の期待を背負うからこそのジレンマ。その苦悩に目を向けることで、「失われた30年」来の日本社会に通底する不調の構造も見えてくる。休学・起業の当事者である東大生や卒業生はもちろん、実情をよく知る教授陣へのインタビューも収録。東大の激変と、その背後で進行する社会の変容を、現場の声をもとに多角的に分析する。

目次

序章 変わる東大生(「大企業に行きたいとは思わなかった」―新卒・鈴木大雅さんの場合;「自分の創造性で人をハッピーにしたい」―キャディCEO・加藤勇志郎さんの場合 ほか)
第1章 休学する東大生(1年休学して漁村へ、「人間が変わった」と言われる体験味わう―岩永淳志さんの場合;「今までとは違い、自分の意志で動いてみたかった」―佐藤美乃梨さんの場合 ほか)
第2章 起業する東大生(人間を超える言語AIを日本語に特化―ELYZA・曽根岡侑也さんの場合;大学3年で起業、挫折を経て東証グロース上場―アイデミー・石川聡彦さんの場合 ほか)
第3章 東大生のジレンマ(渡辺努(経済学研究科教授、株式会社ナウキャスト創業者)―変わる東大生の意識、課題は親の昔流の価値観
松尾豊(工学系研究科教授、日本ディープラーニング協会理事長)―優秀な学生ほど起業する世界標準に近づいてきた ほか)

著者等紹介

中村正史[ナカムラマサシ]
1958年生まれ、大分県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。毎日新聞社を経て朝日新聞社に入社。毎日新聞記者時代から長年にわたって教育・大学問題に携わり、「週刊朝日」記者時代の’94年、受験偏差値と大学神話に代わる新たな大学評価を求めて朝日新聞社刊「大学ランキング」を企画し創刊。2008~’15年に編集長を務めた「AERA with Kids」「医学部に入る」「月刊ジュニアエラ」(以上、すべて朝日新聞出版刊)なども創刊した。’20年4月から朝日新聞社教育コーディネーター、教育情報紙「朝日新聞EduA」アドバイザー。大学教育、大学改革、高大接続、大学入試、文系・理系の壁、部活と勉強などを主なテーマに取材・執筆している。’23年4月からは大学進学を考えるウェブメディア「朝日新聞Thinkキャンパス」の総合監修者も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk

4
安定志向から起業志向へ。2023/07/08

クジラ

3
この5年から10年で東大生が変わってきた、という本。起業する人が少ないので日本経済が伸びていないという事が出発点になっているけど、本当だろうか。公の心が薄い人が安易に官僚になってしまうのは、国として大丈夫だろうか。そもそも東大のDNAは官僚育成ではないのだろうか。2023/07/17

えいとん

0
2024年度17冊目。中高時代の同期が出てきてびっくり。離れてしまった人たちも自分の知らないところで頑張っているんだなあとしみじみ思う2024/03/11

松村 英治

0
自分が今在学していたら休学や起業をしているだろうか。2023/09/23

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