光文社新書<br> 編集者の読書論―面白い本の見つけ方、教えます

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光文社新書
編集者の読書論―面白い本の見つけ方、教えます

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  • サイズ 新書判/ページ数 344p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046637
  • NDC分類 019
  • Cコード C0290

内容説明

週刊誌、翻訳書の編集に従事し、その後「光文社古典新訳文庫」を創刊した駒井稔がエッセイ風に綴る、読者と同じ立ち位置でもある編集者ならではの気取らぬ読書論。話題は日本だけでなく、海外の書店や出版社、編集者、作家、歴史的人物、古典、短編作品、児童書などへと縦横無尽に広がります。魅力的な本にどのように出会うのか。挫折した長編作家の作品にはどのようにアプローチしたらよいか。執筆や出版の舞台裏が描かれた、知る人ぞ知る一作は?なぜか紹介されるどの本も全て読みたくなる不思議な語り口。気楽に読んで楽しめ、古今東西の未読の本の存在にわくわくさせられる「8歳から80歳までの本好きの方々に贈る、とっておきのブックガイド」。

目次

1 世界の“編集者の”読書論
2 世界の魅力的な読書論
3 世界の書店と図書館を巡る旅
4 「短編小説」から始める世界の古典文学
5 自伝文学の読書論
6 児童文学のすすめ

著者等紹介

駒井稔[コマイミノル]
1956年神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年『週刊宝石』創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て、’06年9月に光文社古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

126
文学者や翻訳家による海外文学ガイドは多いが、編集者目線からのは珍しい。しかも光文社古典新訳文庫の創刊編集長の手になるだけに、これはと思う本を発見するためアンテナを張り巡らせる有様が面白い。先進国のみならず様々な国で優れた本を発掘した編集者や出版社に関する本を読み、自分も近づこうと感性を磨いていくのだ。一般の文学のみならず自伝や児童文学まで目を配り、読書でも複眼を持つ必要性を語る。特に名前や作品は知っている著名な作家や政治家、思想家でも、読書論は初耳なので興味深かった。早速、紹介されている本を探してみよう。2023/09/10

ナミのママ

75
読メで知った一冊。著者は『光文社古典新訳文庫』の創刊編集長。多読、既読書を記憶し、その中から他人にお勧めできる姿はプロフェッショナルそのもの。そんなプロが語る本書は作品の紹介だけではない。海外の書店・図書館・出版社の話から、海外の編集者の仕事、作家の書く自伝など。掲載された作品は表紙画像とともに章ごとにまとめられている。中でも縮約でない児童文学の完訳の話は面白かった。「ちょっと長い」まえがきとあとがきを読み、著者の人となりに惹かれる。これからもいいね!やナイスを気にせず色々な作品をマイペースで読みたい。2023/06/23

tamami

65
読友さんのレビューで本書を知り、冒頭の「駅で見かけた本好きの少女」という一文に心を鷲掴みにされ即購入。前半では、著者自身の読書論に止まらず、世界各国の編集者の読書論が紹介され、合わせて各国の出版社や図書館、著者、著作についての多くの興味深いエピソードが記される。後半は、「短編小説」から始める世界の古典文学、自伝文学の読書論、児童文学のすすめと章題が付けられ、それぞれの領域への入門案内として分かり易く興味を惹く内容となっている。ことに最終章「児童文学のすすめ」では、心理学者の河合隼雄さんと、詩人の長田弘さん2023/06/10

よっち

40
週刊誌、翻訳書の編集に従事してきて、編集長として「光文社古典新訳文庫」を創刊した著者による編集者目線から語る読書論。駅で見かけた本好きの少女から始まる、古今東西の様々な事例から魅力的な本にどのように出会うのかを綴った一冊で、翻訳者らしい世界の作家や編集者たちの読書論、毛沢東やモームなどの世界の様々な読書論、世界の書店や図書館のありようを巡る旅、短編小説から始める世界の古典文学、自伝文学や児童文学のすすめなど、いろいろなアプローチから語られるエピソードは面白くて、詩人の長田弘さんの積読論も興味深かったです。2023/06/11

Nobuko Hashimoto

28
著者は光文社古典新訳文庫を立ち上げた人なので、伝説の編集者や出版社、古典的名著がたくさん紹介されている。やわらかで温かみある文章は読み物としても面白く、ページをめくる手が止まらない。関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊で紹介しました。こちらからどうぞ。https://www.kansai-woman.net/Review.php?id=2024492024/06/26

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