内容説明
週刊誌、翻訳書の編集に従事し、その後「光文社古典新訳文庫」を創刊した駒井稔がエッセイ風に綴る、読者と同じ立ち位置でもある編集者ならではの気取らぬ読書論。話題は日本だけでなく、海外の書店や出版社、編集者、作家、歴史的人物、古典、短編作品、児童書などへと縦横無尽に広がります。魅力的な本にどのように出会うのか。挫折した長編作家の作品にはどのようにアプローチしたらよいか。執筆や出版の舞台裏が描かれた、知る人ぞ知る一作は?なぜか紹介されるどの本も全て読みたくなる不思議な語り口。気楽に読んで楽しめ、古今東西の未読の本の存在にわくわくさせられる「8歳から80歳までの本好きの方々に贈る、とっておきのブックガイド」。
目次
1 世界の“編集者の”読書論
2 世界の魅力的な読書論
3 世界の書店と図書館を巡る旅
4 「短編小説」から始める世界の古典文学
5 自伝文学の読書論
6 児童文学のすすめ
著者等紹介
駒井稔[コマイミノル]
1956年神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年『週刊宝石』創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て、’06年9月に光文社古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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