光文社新書<br> 昭和の東京郊外 住宅開発秘史

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光文社新書
昭和の東京郊外 住宅開発秘史

  • 三浦 展【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 356p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334046231
  • NDC分類 518.83
  • Cコード C0236

出版社内容情報



三浦展[ミウラ アツシ]
著・文・その他

内容説明

昭和30年(1955年)。もはや戦後ではなくなった日本で、住宅難にあえぐ人々は自らの土地を、住宅を求めた。開発バブルの中で怪しげな業者も跳梁跋扈。悲喜こもごもの人間ドラマが繰り広げられたが、それも今では忘れられかけている。当時の不動産チラシ140枚をもとに首都圏各所の「夢の跡地」を訪ねる、ありそうでなかった郊外研究。

目次

序章 詐欺まがい商法横行す(これは釣り広告か?;森繁久彌の名前も使う ほか)
第1部 昭和の住宅チラシの町に行ってみた(上大岡―刑務所・花街・同潤会・営団によって発展した町;旭区―桃と希望と清水と ほか)
第2部 昭和20~30年代4大不動産(大島土地―小口分譲と大文化衛星都市建設;郊外土地―チラシ広告の先駆者、国分寺を中心に活躍 ほか)
第3部 幻の戦時国策組織 住宅営団の町(住宅営団とは何か;蕨・三和町―戦争中に住宅営団がつくった「故郷」 ほか)
第4部 まだまだあった田園都市(柏―戦前・戦後・現在と続く田園都市構想;大和―中央林間は「東京の中央」を目指した ほか)

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1958年生まれ。82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、世代、階層、都市、郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

24
昭和初期から中期にかけて、猛烈な勢いで開発された土地や住宅の記録。多くの写真とフィールドワークに基づいており、こういう本は大好物である。特に横浜市内が多く取り上げられており、横浜の住宅事情や住宅街形成に興味がある人にはたまらないだろう。癖がありすぎる、地主自作の土地売りポスターの数々も面白く必見。2023/02/20

あおでん@やさどく管理人

19
冒頭に紹介されているチラシは明らかに誇大広告のものや、地主が直接売り出しているものなど、開発バブル当時の雰囲気がうかがえる。団地などならともかく、戸建て住宅地の開発主体までは気にすることがなかったので興味深い。土地にゆとりを持って開発された時代の方が、増改築などで今となってはバラエティ豊かな住宅地になっているのではという指摘は、なるほどと思った。2023/02/16

Tadashi_N

14
VOW的な部分が1割、大手以外による住宅開発が残り。2023/07/01

そうたそ

13
★★☆☆☆ 戦後間もない頃の不動産チラシから、当時の住宅開発を振り返る一冊。何と言ってもチラシのインパクトたるや。無法地帯としか言いようのない、不動産業者のやりたい放題。つくづく戦後というのは特殊な時代。その辺のチラシを読み解くあたりは面白いが、それが具体的な地域の話になると、関東に住んでいない者からすれば、いまいち興味をひかれず。話も少しマニアックに走ったきらいあり。ただ研究内容としては面白すぎると言ってもよく、好きな人からすればたまらない内容かも。2022/12/03

紫の煙

10
昭和初期は、スーパーのチラシのように、「地主直売」「特価」などと書かれて、住宅地が売られていた。かなり誇大広告もあったようだが、現在も大都市近郊の住宅地として存在しているのだから、バブル期ほど無茶苦茶ではないようだ。表紙のイラストは、昭和レトロを得意とする吉岡里奈さんによるもの。2024/04/26

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