光文社新書<br> サッカー店長の戦術入門―「ポジショナル」VS.「ストーミング」の未来

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光文社新書
サッカー店長の戦術入門―「ポジショナル」VS.「ストーミング」の未来

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  • サイズ 新書判/ページ数 317p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334045906
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0275

出版社内容情報

サッカー界のスティーブ・ジョブズ、ペップ・グアルディオラを筆頭に、名将たちの軌跡を追う。サッカーという競技の本質に迫る。

内容説明

FCバルセロナにおいてヨハン・クライフが築いた「未完の大聖堂」をペップ・グアルディオラが引き継いだのが2008年。以降、2010年代を通じて現代サッカーは「異常」と呼べるほどの劇的な飛躍を遂げ、もはやそれまでとは別次元の競技になっていった。その進化を象徴する言葉が「ポジショナル(プレー)」と「ストーミング」である。ペップ、クロップ、ナーゲルスマン…。’10年代を代表する智将たちの戦いからひも解く、サッカー界の来し方と行く末。50年後のサッカーはどう変わっているのか。シンギュラリティのヒントは2011年12月、横浜国際総合競技場の夜にあった―。

目次

第1部 現代サッカーの異常な発達(ペップ・グアルディオラは現代サッカーをどう変えたのか?;「打倒ペップ」で読み解く戦術史)
第2部 現代サッカーを更新する智将たち(ジョゼ・モウリーニョ―一時代を築いた「スペース管理」;ディエゴ・シメオネ―新時代のモウリーニョ;マルセロ・ビエルサ―狂気のサッカーヲタク;ジャン・ピエロ・ガスペリーニ―プロビンチャの雄;クラウディオ・ラニエリ―時代を逆行する古典戦術;カルロ・アンチェロッティ―最高の調律師;ジネディーヌ・ジダン―名選手、名監督になるか;ユリアン・ナーゲルスマン―ハイブリッド型の旗手)
第3部 現代サッカーはどこへ行くのか(バロンドールからひも解く「最高の選手」)

著者等紹介

龍岡歩[タツオカアユム]
Jリーグ開幕戦に衝撃を受け、12歳から毎日ノートに戦術を記し徹底的に研究。サッカーを観る眼を鍛えるため、19歳から欧州と南米へ放浪の旅に。28歳からサッカーショップの店長を務めるとともに、ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』を始める。超長文の記が評判となり、現・スポーツX社に鋭い考察を評価され入社。サッカー未経験者ながら、当時同社が経営していた藤枝MYFC(J3)の戦術分析長として4シーズン在籍。現在はJFL昇格を目指すおこしやす京都AC(関西1部)の戦術兼分析官を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tetsubun1000mg

20
筆者は中高でサッカー経験が無いのにJリーグ開幕に魅せられて興味を持ち独学で戦術を研究して欧州と南米へ観戦旅をする。 その後サッカーショップのヲタク店長からJ3の戦略分析長などにつく。 ユーロ現代サッカー戦術の解説本を読んでいたので大筋は理解できたのだが、90年代のバルサ監督ヨハン・クライフからの系譜であるらしい。 ペップの「ポジショナルフットボール」に繋がっていくのだが、その前のモウリーニョのスペース支配からクロップの「ゲーゲンプレス」への進化も分かりやすかった。この人にはJリーグはどう見えているのかな?2022/04/07

いぬたち

15
現代サッカーが理解できる良書。結局はペップから始まったわけなのだが源流は言うまでもなくクライフにある。その両者の戦術を大変わかりやすく書かれておりまたバルサ、バイエルン、シティと場所を変えるごとに進化を続ける戦術も解説なされている。またペップとは対をなす戦術家として知られるクロップや最近でも活躍する監督についての戦術も述べられているので結局過去からの戦術の流れも学ぶことが出来る。欧州サッカー好きなら相当満足出来る内容である。2022/03/12

Emkay

14
ここ10年のプロサッカーの戦術を、バルセロナの黄金時代を築いたペップを中心に解説する。クライフの下、中心選手として活躍したペップの、トータルサッカーを礎にしたボールを支配するポジショナル・サッカーの解説は詳しい。各名監督の采配の違いや長短、個と組織の話や、パルマドール受賞者の顔ぶれに見る戦術の変遷、ファンタジスタやFWの必要性といった話も痒い所に手が届く感じ。サッカー素人として戦術分析ブログを書き始め、やがてはJリーグから招へいされてプロの戦術分析官になったという、豊富な表現力も素晴らしい。2022/09/30

フリット

14
面白くて、ゆっくり読むつもりが一気に読了してしまった。ストーミングとかポジショナルとか、最近は戦術の発展が著しくて理解できずにいる。戦術が進んだら、それを打ち破るような強烈な個性・技術を持つ選手が出現する、そんなサイクルが繰り返されるのかな?結局、戦術を突き詰め過ぎず、高い能力の選手を活用してあらゆる相手に対し上回る術をもつレアルマドリッドが強いという気がする。実際勝ってるし。それにしてもサッカーってやはり面白い。筆者のサッカーへ向ける熱量に何より圧倒された一冊。2022/05/25

ジーフー

14
スポーツも知略戦だと分かってはいたが、戦術や分析がこれほど深く広いものだとは思わなかった。好きなチームを追い続けるのも良いが、好きな監督を追い続けるのもそれはそれで面白いのかもしれない。システムと創造性、組織と個人は相反するものではないが、揺り戻しの時期に来ている。 後は時代の戦術的ニーズによってより必要とされる選手が変わり、価値が変わるというのも面白い。ミラクルレスターのくだりが一番興味深く読めた。2022/05/01

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