出版社内容情報
サッカー界のスティーブ・ジョブズ、ペップ・グアルディオラを筆頭に、名将たちの軌跡を追う。サッカーという競技の本質に迫る。
内容説明
FCバルセロナにおいてヨハン・クライフが築いた「未完の大聖堂」をペップ・グアルディオラが引き継いだのが2008年。以降、2010年代を通じて現代サッカーは「異常」と呼べるほどの劇的な飛躍を遂げ、もはやそれまでとは別次元の競技になっていった。その進化を象徴する言葉が「ポジショナル(プレー)」と「ストーミング」である。ペップ、クロップ、ナーゲルスマン…。’10年代を代表する智将たちの戦いからひも解く、サッカー界の来し方と行く末。50年後のサッカーはどう変わっているのか。シンギュラリティのヒントは2011年12月、横浜国際総合競技場の夜にあった―。
目次
第1部 現代サッカーの異常な発達(ペップ・グアルディオラは現代サッカーをどう変えたのか?;「打倒ペップ」で読み解く戦術史)
第2部 現代サッカーを更新する智将たち(ジョゼ・モウリーニョ―一時代を築いた「スペース管理」;ディエゴ・シメオネ―新時代のモウリーニョ;マルセロ・ビエルサ―狂気のサッカーヲタク;ジャン・ピエロ・ガスペリーニ―プロビンチャの雄;クラウディオ・ラニエリ―時代を逆行する古典戦術;カルロ・アンチェロッティ―最高の調律師;ジネディーヌ・ジダン―名選手、名監督になるか;ユリアン・ナーゲルスマン―ハイブリッド型の旗手)
第3部 現代サッカーはどこへ行くのか(バロンドールからひも解く「最高の選手」)
著者等紹介
龍岡歩[タツオカアユム]
Jリーグ開幕戦に衝撃を受け、12歳から毎日ノートに戦術を記し徹底的に研究。サッカーを観る眼を鍛えるため、19歳から欧州と南米へ放浪の旅に。28歳からサッカーショップの店長を務めるとともに、ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』を始める。超長文の記が評判となり、現・スポーツX社に鋭い考察を評価され入社。サッカー未経験者ながら、当時同社が経営していた藤枝MYFC(J3)の戦術分析長として4シーズン在籍。現在はJFL昇格を目指すおこしやす京都AC(関西1部)の戦術兼分析官を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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