出版社内容情報
SF映画に出てくる専門用語を理解すればSF映画はもっと楽しくなり、物理学の面白さも知れる。SF映画を科学的な目線で読み解く。
目次
第1部 「時間」を巡る(タイムトラベルの可能性と限界―『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ;過去に戻った捜査官に自由意志はあるのか―『デジャヴ』;「逆行」という新しいタイムトラベル―『TENET』;殺人マシンは5次元世界を旅してきたか―『ターミネーター』シリーズ;限りなく時が止まった世界を体感するには?―『HEROES』)
第2部 「宇宙」を巡る(宇宙に投げ出されたときの最後の移動手段―『ゼロ・グラビティ』;“ファミコン”で目指した月面着陸―『ファースト・マン』;火星で植物を栽培するもう1つの理由―『オデッセイ』;論文にもなったブラックホールのリアルな姿―『インターステラー』;星間飛行に必須のアプリケーション―『スター・ウォーズ』シリーズ;宇宙人と交流するならマスクを忘れずに―『メッセージ』;「宇宙人の視力」と「恒星」の密接な関係―『V』)
おわりに
著者等紹介
高水裕一[タカミズユウイチ]
1980年東京生まれ。早稲田大学理工学部物理学科卒業。早稲田大学大学院博士課程修了、理学博士。東京大学大学院理学系研究科ビッグバンセンター特任研究員、京都大学基礎物理学研究所PD学振特別研究員を経て、2013年より英国ケンブリッジ大学応用数学・理論物理学科理論宇宙論センターに所属し、所長を務めるスティーヴン・ホーキング博士に師事。現在、筑波大学計算科学研究センター研究員を務める。専門は宇宙論。近年は機械学習を用いた医学物理学の研究にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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