出版社内容情報
「スポーツ」としての大相撲の魅力とは何か。現在の大相撲を楽しく見るための、ありそうでなかった解読本がここに。
内容説明
巨漢同士が身体をぶつけ合って闘うという単純明快な競技、相撲。歴史や伝統、文化的な側面はいったん置いておいて、スポーツとしての大相撲の魅力を知りたくないですか?昭和から平成にかけて、大相撲の世界は激変しました。力士の平均体重は30キロも増え、決まり手は寄り切りではなく押し出しが中心に。身体を鍛えるために近代的なトレーニングも導入されていく一方、キャリアを左右する大怪我も頻発。そして皆さんもご存知の通り外国出身力士が番付上位を席巻し、さらに相撲自体が国民的スポーツから数あるスポーツの中のひとつへと変わりました。こうした変化には、必然的な背景があります。それを皆さんに知ってもらうとともに、伝統と進化のはざまで揺れ動く相撲の魅力を感じてもらえたらと思います。いつだって相撲は「今」が一番面白い!
目次
第1部 相撲というスポーツ(2021年現在の大相撲はどのような時代なのでしょうか?誰か強い力士が他を圧倒しているのか、上位と下位の差があまりないのか、どういう構図になっているのか知りたいです。;朝青龍が出てきた頃から外国人力士が強い印象があります。35歳の白鵬が今も横綱として君臨していますが、外国人力士はどうしてこんなに強いのですか?;力士って、単純に大きければ大きいほど有利なんですか?様々なスポーツで近年、体を大きくするためのトレーニングが増えてきているようですが、相撲はいかがでしょうか。 ほか)
第2部 力士という生き方(力士はどれくらいの給料をもらっているのでしょうか?ほかのスポーツ選手や一般の職業と比べて多いのか少ないのか知りたいです。;大相撲へのスカウトはどのように行われているのですか?将来有望な力士の情報を誰がどのような形で集め、勧誘しているのでしょうか。;大相撲の世界に入るためには、どのような条件をパスする必要があるのでしょうか? ほか)
第3部 変わる相撲界(大相撲って若い人の間で今、それほど観られていないと思います。相撲界は人気回復、知名度向上のためにどんなことをしているのでしょうか?;大相撲では本場所の結果以外のニュースが報じられることが多く、物議を醸すことも少なくありません。なぜこんなに相撲協会は批判されているのでしょうか?;大相撲は年に6場所、毎回15日連続での興行なので大変そうです。しかも場所と場所の間には巡業も行っています。力士を守るために、本場所の回数を減らしたりできないのでしょうか ほか)
巻末付録 幕内力士42人の紹介・解説
著者等紹介
西尾克洋[ニシオカツヒロ]
1980年生まれ。鹿児島県出水市出身。日本大学卒業後、2011年に相撲ブログ「幕下相撲の知られざる世界」を開始、15年からはスポーツライター・相撲ライターとしてキャリアをスタート。「Number」、「現代ビジネス」「大相撲ぴあ」などで相撲記事を担当。Yahoo!ニュース公式コメンテーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかむら
読書は人生を明るく照らす灯り
みこ
Toska
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