出版社内容情報
日本は、なぜ創造性を求められるビジネスが上手くいかないのか。ロボット事業を行う著者が、ビジネスの在り方を探る。
内容説明
現在、日本と世界は転換期を迎えている。リアルな商品の販売やリアルな人対人によるサービス業をベースに進んでいたビジネスの構成が、ネットによる販売・物流やSNSなどに代表されるSaaS(ソフトウェアによるサービス)企業に大きくその座を譲る状況になっている。ネットを通したサービスがますます重要度を増していく世界の中で、日本が生き残っていくには何が必要なのか―?ソニーで、犬型ロボット「AIBO」などロボット関連の開発に携わり、ソニー退職後にロボット開発会社を立ち上げた著者が綴る、日本が世界で再び存在感を示すための考え方。
目次
序章 転職、ソニーからの独立
第1章 会社を作ってはみたものの
第2章 初のロボット開発
第3章 ビジネスと縁、そしてお金の話
第4章 共に悩み、笑い、泣いてくれるロボットは可能か?
第5章 木を見て、森も見る
第6章 ビジネス・スピリットの創造
著者等紹介
春日知昭[カスガトモアキ]
1956年、東京都三鷹市生まれ。早稲田大学理工学部電子通信学科卒業。79年、東芝に入社。府中工場にて発電制御システム部に所属。マイコンを使った原子力発電所の制御機器を多数設計。GE社との共同開発も行う。85年、ソニーに転職。UNIXワークステーション“NEWS”、VAIOのデスクトップ機種などの設計課長、AIBO技術管理室長。2001年にソニーを退職し、スピーシーズ株式会社を設立。オリジナルのロボット開発を行う。2足歩行ロボットを、大学を中心に二〇〇台以上販売。ロボットによる表現や感情移入を追求するため、モーション・フィギュアの開発に取り組む。取得特許多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao