出版社内容情報
管理職予備軍である女性社員に、組織の中でキャリアを積むヒントを届けると同時に、企業内での女性リーダー育成のヒントを探る
内容説明
日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまう―。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。
目次
第1章 均等法世代から女性役員が誕生
第2章 女性役員へのルートは多様性に富む
第3章 女性役員たちのキャリア分析
第4章 クオータ制を導入したドイツでは今
第5章 米国シリコンバレーでも根強いジェンダー・バイアス
第6章 新しい管理職像を模索する女性たち
第7章 女性幹部にまつわる5つの誤解
女性役員の「一皮むけた経験」まとめ
著者等紹介
野村浩子[ノムラヒロコ]
ジャーナリスト。1962年生まれ。’84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。日経ホーム出版社(現・日経BP)発行の「日経WOMAN」編集長、日本経済新聞社・編集委員などを務める。20年以上にわたり、働く女性をテーマに取材執筆、研究を続けている。日経WOMAN時代には、その年に最も活躍した女性を表彰するウーマン・オブ・ザ・イヤーを立ち上げた。2014年4月~’20年3月、淑徳大学教授。’19年9月より公立大学法人首都大学東京(’20年4月より東京都公立大学法人)監事、’20年4月より東京家政学院大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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