光文社新書<br> 女性リーダーが生まれるとき―「一皮むけた経験」に学ぶキャリア形成

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光文社新書
女性リーダーが生まれるとき―「一皮むけた経験」に学ぶキャリア形成

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  • サイズ 新書判/ページ数 328p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334044633
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0234

出版社内容情報

管理職予備軍である女性社員に、組織の中でキャリアを積むヒントを届けると同時に、企業内での女性リーダー育成のヒントを探る

内容説明

日本では、政治の世界も経済の世界も、意思決定層は「日本人、男性、シニア」と極めて均質である。二〇一九年一二月、世界経済フォーラムから発表されたジェンダー・ギャップ指数で、日本は調査対象の153カ国中121位、過去最低の順位となった。女性リーダーの少なさが、下位低迷の大きな要因だ。海外各国では働く女性の現況に危機感を抱き、変化を加速させている。意思決定層に女性を増やさないと、日本は変わらない。いや、それどころか、このまま沈んでしまう―。四半世紀にわたって女性リーダーの取材を続けてきた著者が、国内外の女性役員にインタビュー。「生の声」には、これからの時代を生き抜くヒントが眠っている。

目次

第1章 均等法世代から女性役員が誕生
第2章 女性役員へのルートは多様性に富む
第3章 女性役員たちのキャリア分析
第4章 クオータ制を導入したドイツでは今
第5章 米国シリコンバレーでも根強いジェンダー・バイアス
第6章 新しい管理職像を模索する女性たち
第7章 女性幹部にまつわる5つの誤解
女性役員の「一皮むけた経験」まとめ

著者等紹介

野村浩子[ノムラヒロコ]
ジャーナリスト。1962年生まれ。’84年お茶の水女子大学文教育学部卒業。日経ホーム出版社(現・日経BP)発行の「日経WOMAN」編集長、日本経済新聞社・編集委員などを務める。20年以上にわたり、働く女性をテーマに取材執筆、研究を続けている。日経WOMAN時代には、その年に最も活躍した女性を表彰するウーマン・オブ・ザ・イヤーを立ち上げた。2014年4月~’20年3月、淑徳大学教授。’19年9月より公立大学法人首都大学東京(’20年4月より東京都公立大学法人)監事、’20年4月より東京家政学院大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

27
女性役員のキャリアのあり方は、男性役員のそれと変わらない…つまり、ここで紹介された方々は、男性と同様の組織や上司、成長機会を持っていたということに他ならない。その希少さは、もともとの母数の少なさ、そして、上記の機会を持つことがどれだけ得難いことだったのかということを示すことになる。この本も、そこを変えようという試みの一端だ。◇一足飛びの魔法の一手はないけれど。クオータ制は最初の一手たりうるだろう。事例が増えて、いけると思う人が増えて、制度やカルチャーが変わる。とにかく、世の中は動くという確信を持つこと。2020/08/10

コニコ@共楽

18
タイトルにうたった「一皮むけた経験」よりも印象に残ったのは、女性リーダーが生まれるのに必要な意識が日本にいかに不足しているかでした。強いアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)、女性リーダーを後押しする機運へのスピード感のなさ、危機感のなさは、悲しいかな、日本は世界的にみてトップクラス。多様性に欠ける社会は、寛容性にも欠けるのではないかと思います。女だから、男だからということでなく、一人ひとりの意識が変わっていくことが大事なんだと感じます。スピード感を持って!はコロナ対策だけではないと言いたいです。2020/06/14

いーたん

10
元日経WOMAN 編集長による、女性リーダー版一皮むけた経験に関する考察。企業の女性役員のキャリア経験は男性役員と遜色ない。ただし、無意識の偏見などにより、女性社員は男性社員よりも成長機会が少ないために、女性役員の数は増えない…全くその通りだと思う。 ここからは私見。コロナでテレワークが一気に普及したが、働く女性にとっては二つの意味で朗報だ。一つは、育児家事介護との両立が可能になる、二つ目、長時間職場にいなくても、仕事の成果がより客観的に評価されるようになるはず。それらは男性にとってもいい話のはずだ。2020/06/13

Bevel

6
大筋としては、リーダーになるために必要なことは男女変わらないというもの。だからバイアスとか、子育てについての理解、早くから役職が上の人と関わるなどが大事になる。「女性は管理職になりたがらない」「管理職にふさわしい女性がいない」「女性は大局観にかける」「管理職のハードワークは、子育て中の女性には難しい」「女性管理職には面倒見のいいタイプが多い」これらが全部誤解だと言ってくれるのはありがたい。2022/11/18

うれい

5
メルケル首相など世界の女性リーダーの話が載っているのではと思い手に取ったが、民間企業で管理職にまで上りつめた女性たちのインタビュー集だった。エキュートの設立に携わった方も紹介されていて、身近に感じた。男性以上の成果を上げて管理職にまで上りつめても、事あるごとに「女性だから登用されたんだよ」などど「女性」であることを強調される。また母親のように包容力のあるリーダーシップを求められたり。その発言、男に対してもするのか?しないだろ?っていうところから違和感に気づいてほしい。2020/06/25

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