内容説明
東京大学医学部卒、ママとしても奮闘中の医師が、世界の最新研究をリサーチして生まれた「使える」育児書。
目次
第1章 ママになる人が本当に気をつけるべきこと
第2章 母乳育児の「神話」を真に受けないために
第3章 離乳食と食の常識は、つねに更新されている
第4章 「寝かしつけ」は頑張らなくていい
第5章 「体罰」が子どもの脳を傷つける
第6章 予防接種、手洗い、風邪予防の新常識
著者等紹介
森田麻里子[モリタマリコ]
医師・Child Health Laboratory代表・昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤医師。1987年、東京都生まれ。2012年、東京大学医学部医学科卒業。自身が子どもの夜泣きに悩んだことから、睡眠についての医学研究のリサーチを始め、赤ちゃんの健康をサポートする「Child Health Laboratory」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カピバラ
18
わかりやすいし、科学的根拠があると安心する!安心して実行できる。なにより、筆者の親に寄り添う姿勢が好ましかった。2022/04/07
さやか
3
子育てしている中で何気なく行っているひとつひとつの行動は、何を根拠にそうしているのかが見えてきた気がする。例えばミルクを作るときになぜ70度以上のお湯で溶かすのか、予防接種はなぜ一定期間あけなければならないのか等、そうだったのかと納得すること多々。今の時期は特に、細菌やウイルスに対する対策が気になるが、正しい情報を改めて知れてとても良かった。ネットで情報収集する手間が省けた。2020/11/02
hokuro9
3
日本では当たり前の育児法も海外では違うこともある。赤ちゃんは夜泣きするもの、お母さんは耐えるものって考えではなくて、原因や対応法を科学的に検討したり、海外のスタンダードを紹介してくれたりと面白い内容でした。海外では月齢に応じたおもちゃ紹介リストがあったので、時間があるときに原本読んでみたい。子どもが産まれたら試してみたい育児法もいくつかあった。2020/04/02
ながや
2
新生児で不明点をネットで調べるたびに個人の意見が多く、結局何が正しいのかが知りたくて育休中に読みました。著者も同じ気持ちでこの本を作られていたのでエビデンスがかなり多くとても信頼できる本でした。内容は知っているものも多かったですが、改めて背景から何故正しいか知れるのでよかったです。母乳はパーフェクトではない、離乳食は早めに食べさせてアレルギー耐性をつける、ねんねトレーニングは有効辺りは知れて特によかったです。2023/10/16
あるなし
2
古いデータや地域や数に偏りがあるものもあるが、多数の論文・研究からの引用がある。●予防接種に行くときに「遊びに行く」とうそをつくのではなく、きちんと説明することで怖さや不安は軽減できる(処置中におもちゃ等で気をそらすのもOK)●言葉で伝えることに限界を感じたら「タイムアウト」やめないとタイムアウトするよと警告→やめないなら部屋の隅など静かな場所へ連れて行く→年齢×1分間その場にいさせる(親のクールダウンにも使える)●外出先で手洗いが困難な場合もウェットティッシュで物理的に菌やウイルスを落とす2020/04/10